TOKYO SPECIAL
ケメコさんは本格ジャズボーカリストとしてそれまで何枚もアルバムを発表してきたのですが、当時「ニューミュージック系」と呼ばれていたアーティスト達とのコラボレーションで生まれたこのアルバムこそが、持って生まれた個性を最も引き立たせて彼女らしさがキラキラ輝いた最高作となったように思います。
歌詞は全部かずみさん作で「しっかり自立し積極的に行動する女性」と「TOKYO」をテーマに一貫していて、スカッとしてクールです。男の私がそう言うのですから間違い有りません。有る意味トータルコンセプトを持ったアルバムだと思います。今聴いても夜の「TOKYO」の乾いた風を肌に感じるような気分・・・。
プレーヤーはジャズ方面の方ばかりなのですが、全体的にはポップアルバムと思って聴いた方が違和感がないと思います。そしてかなり上質の楽曲ばかりで固められたこのアルバム、是非一度耳にして頂きたいですね。もし私自身の「生涯の10盤」があるなら、間違いなくその中に入れると思います。
うまい人は何を唄っても絵になります。本来ジャズの人がこんなにポップに「ハマった」アルバムも珍しいと思いますヨ。
ここまでケメコさんのアルバムでは「アンブレラ」とこのアルバムが日本語で歌った特異な存在になったのですが、私としては「アンブレラ」は失敗作だったと思います。現時点ではまだCD化されてないと思いますが興味のある方はアナログ盤を探して聴いてみて下さいね。
ただケメコさんはその後こういう日本語スタイルでアルバムを出すことはなく、ハービー=ハンコックとの共演などを経て現在は歌手としては引退状態です。噂では「宝石デザイナー」として活躍中と聞きました。
彼女自身はやはり英語で歌うジャズを自分本来の土俵だと決めていたのかも知れませんね。
歌詞は全部かずみさん作で「しっかり自立し積極的に行動する女性」と「TOKYO」をテーマに一貫していて、スカッとしてクールです。男の私がそう言うのですから間違い有りません。有る意味トータルコンセプトを持ったアルバムだと思います。今聴いても夜の「TOKYO」の乾いた風を肌に感じるような気分・・・。
プレーヤーはジャズ方面の方ばかりなのですが、全体的にはポップアルバムと思って聴いた方が違和感がないと思います。そしてかなり上質の楽曲ばかりで固められたこのアルバム、是非一度耳にして頂きたいですね。もし私自身の「生涯の10盤」があるなら、間違いなくその中に入れると思います。
うまい人は何を唄っても絵になります。本来ジャズの人がこんなにポップに「ハマった」アルバムも珍しいと思いますヨ。
ここまでケメコさんのアルバムでは「アンブレラ」とこのアルバムが日本語で歌った特異な存在になったのですが、私としては「アンブレラ」は失敗作だったと思います。現時点ではまだCD化されてないと思いますが興味のある方はアナログ盤を探して聴いてみて下さいね。
ただケメコさんはその後こういう日本語スタイルでアルバムを出すことはなく、ハービー=ハンコックとの共演などを経て現在は歌手としては引退状態です。噂では「宝石デザイナー」として活躍中と聞きました。
彼女自身はやはり英語で歌うジャズを自分本来の土俵だと決めていたのかも知れませんね。