風と共に去りぬ 製作75周年記念 コレクターズBOX (数量限定生産/3枚組) [Blu-ray]
今はすっかりすたれてしまったが、当時、20万円近くしたLD購入を決心させたのが、本作のLD化だった。2枚組で1万5,000円くらいと、今では信じられない高価だったが、これで「風と」を高画質で自分の物にできると思いうれしかった。LDは、その後出たリマスターと、メイキングを収録したボックスと3種類揃えた。売れば10円だが、墓場まで持って行くつもりでいる。
さて、時代はDVDへと移り、発売と同時に購入した。最初は本編のみで、3,400円だったように思う。その後、特典映像を収録した4枚組が出て、これが決定盤かと思いきや、その後さらに5枚組が出て、倒れそうになってしまった。
さらにBDも本編のみを購入し、これで打ち止めにするつもりがまたまた新企画の登場である。ほかの方が書いておられるように、おそらく大半は既発と重複なんだろうと思う。オマケもいらない。画質も、何せ1939年の作品だから、更なる飛躍的向上もないだろう。ただ、商品の写真を見ると写真集らしきものが写っており、少し気になる。価格もリーズナブル。となると、またまた手を出してしまうかもしれない。
さて、時代はDVDへと移り、発売と同時に購入した。最初は本編のみで、3,400円だったように思う。その後、特典映像を収録した4枚組が出て、これが決定盤かと思いきや、その後さらに5枚組が出て、倒れそうになってしまった。
さらにBDも本編のみを購入し、これで打ち止めにするつもりがまたまた新企画の登場である。ほかの方が書いておられるように、おそらく大半は既発と重複なんだろうと思う。オマケもいらない。画質も、何せ1939年の作品だから、更なる飛躍的向上もないだろう。ただ、商品の写真を見ると写真集らしきものが写っており、少し気になる。価格もリーズナブル。となると、またまた手を出してしまうかもしれない。
Gone with the Wind
古き良き小説を求めて、この本を買いました。読破するのに2ヶ月と半はかかったと思います。さすがに有名な本だけあって、内容が濃くて面白いです。また、アメリカの南北戦争と黒人奴隷、それから社交についても勉強できると思います。英語の勉強のために読むのであれば、かなり腕を上げてからの方が良いと思います。
風と共に去りぬ [DVD]
映画の中で風・・・と言えば「風と共に去りぬ」ですよね(!)
アメリカ映画の中で、どれがいいとか、どの俳優がいいなどと選ぶなんて、どれも素晴らしくて、もともとムリな話ですが(笑)。
クラーク・ゲイブル扮するレッド・バトラー。原作者のマーガレット・ミッチェルは、ゲーブルをモデルにレッド・バトラーという人物を創造したそうですが、華やかで男らしいゲーブルが演じるバトラーは、本当に魅力的だと思います。何というか、独自の切り口でその場をさばき切って、周りの人々を首肯させてしまうカリスマ性を持っている、とても優れた男性ですね。
また、精巧な細工を施された人形のように、完璧なまでに美しいヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラ。その激しくもユニークな性格は、女性の深い共感を呼び起こすものだし、映画の冒頭に、スカーレットが緑の花模様のモスリンのドレスを着るシーンがありますが、老若男女とも心を奪われる、楽しいものだと思われます。ヴィヴィアンの個性を掴んだ眼力、それを謡いあげた演出力に、アメリカ人のパワー凄さを感じました。
でもこれは、ただのラブ・ロマンスではないですよね。南北戦争という、アメリカ始まって以来の大動乱を、南部側から描いた、歴史大作ですよね。そこが解りやすく表現されているからこそダイナミックな作品なのだと思います。映像もとても美しいと思います。
アメリカ映画の中で、どれがいいとか、どの俳優がいいなどと選ぶなんて、どれも素晴らしくて、もともとムリな話ですが(笑)。
クラーク・ゲイブル扮するレッド・バトラー。原作者のマーガレット・ミッチェルは、ゲーブルをモデルにレッド・バトラーという人物を創造したそうですが、華やかで男らしいゲーブルが演じるバトラーは、本当に魅力的だと思います。何というか、独自の切り口でその場をさばき切って、周りの人々を首肯させてしまうカリスマ性を持っている、とても優れた男性ですね。
また、精巧な細工を施された人形のように、完璧なまでに美しいヴィヴィアン・リー演じるスカーレット・オハラ。その激しくもユニークな性格は、女性の深い共感を呼び起こすものだし、映画の冒頭に、スカーレットが緑の花模様のモスリンのドレスを着るシーンがありますが、老若男女とも心を奪われる、楽しいものだと思われます。ヴィヴィアンの個性を掴んだ眼力、それを謡いあげた演出力に、アメリカ人のパワー凄さを感じました。
でもこれは、ただのラブ・ロマンスではないですよね。南北戦争という、アメリカ始まって以来の大動乱を、南部側から描いた、歴史大作ですよね。そこが解りやすく表現されているからこそダイナミックな作品なのだと思います。映像もとても美しいと思います。
風と共に去りぬ (4) (新潮文庫)
この原作を書かれた時はまだ差別社会だったと分かっているのですが、やはり差別的部分は不快でした。原作者自身が「差別」と思っておらず「父権主義」的な差別なのがやっかいです。「黒人は自分たちで考えることが出来ない。だから導いて守ってやらねばならない」というやつです。考えることが出来ないって…知識も地位も与えず、そういう立場に黒人をおいやっていた事に気づきもしません。これは当時の人々の感覚なのでしょうね。KKKに対しても否定はなしです(この映画の上映禁止運動があるのも頷けます)
原作者の唯一の小説だそうですが、確かにラストに近づくにつれ、失速したように感じます。歴史上の出来事が背後にある中盤は盛り上がっていたのですが、一人の女性の話になると筆にいきおいがなくなった気がします。そこは本職が小説家ではない作者の限界でしょうか。
原作者の唯一の小説だそうですが、確かにラストに近づくにつれ、失速したように感じます。歴史上の出来事が背後にある中盤は盛り上がっていたのですが、一人の女性の話になると筆にいきおいがなくなった気がします。そこは本職が小説家ではない作者の限界でしょうか。
風と共に去りぬ [Blu-ray]
1939年公開作品、制作者のセルズニックは彼女をひと目見るなり「君こそがスカーレットだ!」と即決をしたとの逸話がありますが、真相は当時不倫関係にあった名優のローレンス オリビエの強い後押しがあったからだそうです、それでも女優のビビアン リーは美人ですよね、彼女は当時26歳、まだまだ新進の女優でした、誰もが原作を読んだ時点で彼を想像したというレッド バトラーを好演したのは超2枚目俳優のクラーク ゲイブル、彼は当時38歳、彼のレッドぶりは完璧でしたね、人の良いメラニーを好演したのは女優のオリビア・デ・ハビランド、彼女は後年作品「女相続人」の高い演技でアカデミー主演女優賞を獲得しています、彼女は当時23歳、スカーレットの初恋のひとアシュレーを好演したのは2枚目俳優のレスリー ハワード、彼は何と当時46歳!、驚きの若さですよね。