ひょうたんブック
こんな本の登場を待っていました!
何故って…私、「ひょうたん」が三度のメシより大好きなものですから。
お二人の女性執筆者に感謝ですね。
プロローグの文章から「ひょうたん」を愛でるこころが溢れています。
「ひょうたん」の魅了を書いた件(くだり)が素敵です。
“なぜって
あのえのいわれぬ愛らしいボディからは、
嫌なことなんか忘れてしまうくらい
のんきなオーラが全開、
見ているだけでハッピーになっちまうんです。
きっとあの空洞には、幸福と御縁を導いてくれる、
ミラクルパワーが詰まっているに違いありません。”
まったく、同感です!
買って、集めて、食べて…もう「ひょうたんワールド」満載です。
安直な「図版」の羅列ではなく、「シンプルでビューティフルな一冊」に仕上がっています。
この「美意識」は「タダモノ」ではありません。
全編、センスあるレイアウトと綺麗な写真が、もう、「たまらぬりものなり」。
意匠としての「ひょうたん」の歴史もしっかり押さえつつ、
生活に深く根付いた「ひょうたんのデザインNOW」が魅了的に紹介されています。
「ここでかえる」と題するショップのセレクトも流石!
どら焼きなどの御菓子、日本酒などの飲料など、食の意匠、
さらに、飲食店の名称や内装、インテリアでの使用例もしっかり紹介。
巻末の単色刷り薀蓄集も心にくいばかり。
本書で紹介されているお店のインデックスもバッチリで実用性あり。
ちなみに著者のお一人、鈴木伸子さんの「コレクション」も紹介されていますが(p64)、
本書が上質な仕上がりになっている理由、一目瞭然です。
何故って…私、「ひょうたん」が三度のメシより大好きなものですから。
お二人の女性執筆者に感謝ですね。
プロローグの文章から「ひょうたん」を愛でるこころが溢れています。
「ひょうたん」の魅了を書いた件(くだり)が素敵です。
“なぜって
あのえのいわれぬ愛らしいボディからは、
嫌なことなんか忘れてしまうくらい
のんきなオーラが全開、
見ているだけでハッピーになっちまうんです。
きっとあの空洞には、幸福と御縁を導いてくれる、
ミラクルパワーが詰まっているに違いありません。”
まったく、同感です!
買って、集めて、食べて…もう「ひょうたんワールド」満載です。
安直な「図版」の羅列ではなく、「シンプルでビューティフルな一冊」に仕上がっています。
この「美意識」は「タダモノ」ではありません。
全編、センスあるレイアウトと綺麗な写真が、もう、「たまらぬりものなり」。
意匠としての「ひょうたん」の歴史もしっかり押さえつつ、
生活に深く根付いた「ひょうたんのデザインNOW」が魅了的に紹介されています。
「ここでかえる」と題するショップのセレクトも流石!
どら焼きなどの御菓子、日本酒などの飲料など、食の意匠、
さらに、飲食店の名称や内装、インテリアでの使用例もしっかり紹介。
巻末の単色刷り薀蓄集も心にくいばかり。
本書で紹介されているお店のインデックスもバッチリで実用性あり。
ちなみに著者のお一人、鈴木伸子さんの「コレクション」も紹介されていますが(p64)、
本書が上質な仕上がりになっている理由、一目瞭然です。
ほしのこえ ドラマCD
映像版を観てからお聞きになれば登場人物たちの置かれている状況などが掴みやすく、聞きやすいのではないか思います。また映像版では語られていなかったリシテア艦内の仲間、シリウス星系での戦闘後のストーリーが加わっている点は大きなポイントです。
ただノボルとミカコの”あいまいな”関係に比べて、この作品での新たな登場人物たちは、”置いていく側”と”残される(た)側”の関係がより強い絆で結ばれている分映像版より感情移入しやすいのですが、いかんせん話者が置き換わっただけのような印象を与えてしまうのがもったいないように感じました。
聴き方として、最終トラックを聞き終えた後、一度だけ先頭トラックへループするように設定されることをオススメします。冒頭シーンの状況がより鮮明に浮かび上がります。
ただノボルとミカコの”あいまいな”関係に比べて、この作品での新たな登場人物たちは、”置いていく側”と”残される(た)側”の関係がより強い絆で結ばれている分映像版より感情移入しやすいのですが、いかんせん話者が置き換わっただけのような印象を与えてしまうのがもったいないように感じました。
聴き方として、最終トラックを聞き終えた後、一度だけ先頭トラックへループするように設定されることをオススメします。冒頭シーンの状況がより鮮明に浮かび上がります。