スターシップ・トゥルーパーズ―新世紀架空戦記映画製作全史
公開当時本屋さんに行ったらなくて、聞いたら倉庫から持ってきてくれました。売れてなかったんですね・・
映画スターシップトゥルーパーズの製作決定までの過程や製作中の裏話、ボツになったバグのデザインなどが書かれててとても盛りだくさんの内容です。
帯に書いてあった
「戦争映画の大傑作! クエンティンタランティーノ」
「腰が抜けることは保障できる 押井守」
当時は二人とも知りませんでした(笑)
ちなみに本書の作者は本編でウォリアーバグの檻に牛を連れてく白衣着たおっさんです。
映画スターシップトゥルーパーズの製作決定までの過程や製作中の裏話、ボツになったバグのデザインなどが書かれててとても盛りだくさんの内容です。
帯に書いてあった
「戦争映画の大傑作! クエンティンタランティーノ」
「腰が抜けることは保障できる 押井守」
当時は二人とも知りませんでした(笑)
ちなみに本書の作者は本編でウォリアーバグの檻に牛を連れてく白衣着たおっさんです。
Starship Troopers: Original Motion Picture Soundtrack
映画「スターシップ・トゥルーパーズ」のサントラ盤。物語を大いに盛り上げた勇壮なメイン・テーマをはじめとするBasil Poledouris の曲は、映像抜きでもなかなか聴きごたえがあるし、連邦軍への入隊を呼び掛ける映像クリップに用いられた Fed Net March(連邦放送マーチ)やThey Will Win(彼らは勝利する)などは、プロパガンダ映像のBGMを模したものとして完璧といっていい。まさかとは思うが、これらが当初のねらい以上の効果をあげたために、映画全体が単純な軍事礼讃、戦意高揚映画と一部に誤解される結果となってしまったのだとしたら……とさえ思わせるほどの「見事な出来ばえ」だ。 アルバムの最後に収録されている、Into It だけが浮いているが、卒業パーティー場面で用いられたボーカルつきの曲なのでやむを得ないところだろう。欲を言えば、カルメンがシャトルに乗り込んで、月面基地からリング状に展開する軌道ステーションへと向かう部分[DVDでいうとチャプター5冒頭]の明るく浮揚感のある音楽(ごく短いものだが)も収録しておいてほしかった。メロディが他の曲中にも登場するのでダブりを避けたということなのだろうが、収録曲の合計時間は36分18秒と十分空き容量があるだけに残念だ。
スターシップ・トゥルーパーズ【字幕ワイド版】 [VHS]
SFアクションに見せた痛烈なる社会批判。冒頭3分あまりの歴史の授業の中にこの映画の価値が凝縮されている。一般民と市民の違いは何か?我々にとって国家とは?安定した平和な世界を実現できるのは、偉そうに御託を並べているだけの社会科学者か、それとも絶対的な力か?
この映画には他にも興味深い点が多くある。男女共同参画どころか、寝食を共にし同等に困難な作業をこなす完全男女平等社会。自分が仕掛けたことはすっかり忘れて、やられたら倍にしてやり返せと逆切れ反撃正議論を振りかざす地球連邦にアラモ以来のアメリカ的外交が透けて見える。バグズが知的生物か否かという論争は、新大陸植民開始期に流行ったネイティブアメリカンは人間か否かという論争とダブって見える。知的でなければ煮て焼いて食ってもいいということなのか。自然と人間の二項対立が目立つ西洋的価値観がそこにはあるのかもしれない。その他にも、国家の忠告を無視して植民し虐殺されてしまった宗教団体。報道の正義か特ダネ欲しさかわからないが、同僚が襲われているのに、なおカメラを回す報道馬鹿。国家や世間体なんて関係ないとばかりに金儲けだけに走る「一般民」。市民権と引き換えに、ひたすら国家に駒扱いされる一兵卒。SFはとかく非現実的な設定で深遠なテーマを取り扱うことが出来るとはいえ、一つの映画でここまで盛りだくさんなテーマを揃えてくれたとは本当に驚きである。
この映画は多くの問題提起をしているがはっきりした答えは与えてくれていない。軍事政権を批判しているのか、それとも資本主義に巣食う社会科学者を批判しているのか?絶対の力による支配がいいことなのか、悪いことなのか?これらはそもそも安易に答えられる問題ではない。映画を見終わってから我々一人一人が考えていくべきことであろう。
この映画には他にも興味深い点が多くある。男女共同参画どころか、寝食を共にし同等に困難な作業をこなす完全男女平等社会。自分が仕掛けたことはすっかり忘れて、やられたら倍にしてやり返せと逆切れ反撃正議論を振りかざす地球連邦にアラモ以来のアメリカ的外交が透けて見える。バグズが知的生物か否かという論争は、新大陸植民開始期に流行ったネイティブアメリカンは人間か否かという論争とダブって見える。知的でなければ煮て焼いて食ってもいいということなのか。自然と人間の二項対立が目立つ西洋的価値観がそこにはあるのかもしれない。その他にも、国家の忠告を無視して植民し虐殺されてしまった宗教団体。報道の正義か特ダネ欲しさかわからないが、同僚が襲われているのに、なおカメラを回す報道馬鹿。国家や世間体なんて関係ないとばかりに金儲けだけに走る「一般民」。市民権と引き換えに、ひたすら国家に駒扱いされる一兵卒。SFはとかく非現実的な設定で深遠なテーマを取り扱うことが出来るとはいえ、一つの映画でここまで盛りだくさんなテーマを揃えてくれたとは本当に驚きである。
この映画は多くの問題提起をしているがはっきりした答えは与えてくれていない。軍事政権を批判しているのか、それとも資本主義に巣食う社会科学者を批判しているのか?絶対の力による支配がいいことなのか、悪いことなのか?これらはそもそも安易に答えられる問題ではない。映画を見終わってから我々一人一人が考えていくべきことであろう。
スターシップ・トゥルーパーズ インベイジョン [DVD]
1作品からDVD揃えていたので購入しました。今作(インベイジョン)はAllCGでしたが、ストーリー的には良かった。
ただCGのせいなのか・・・?男性キャラが皆同じ顔に見えてしかたなかった。やはり人物は人が演技して欲しかった。
ただCGのせいなのか・・・?男性キャラが皆同じ顔に見えてしかたなかった。やはり人物は人が演技して欲しかった。