
100年インタビュー 小澤征爾 [DVD]
以前、NHKの番組でも感銘を受けたわけですが、あらためてDVDで見ると、収録時の2009年、73歳の小澤征爾さんの生身の人間の魅力が画面からストレートに伝わってきます。
聞き手の有働由美子さんのナチュラルな姿勢が視聴者をリラックスさせてくれました。
冒頭「棒振りが信じてやっていればみんながついてくる」というコメントは重く受け止めました。組織論であり、リーダーの理想像の一つでもあるでしょう。
小澤さんはずっと語り続けています。
「ウィーン国立歌劇場音楽監督の大変さと病気の話」そして「オペラの魅力」を自分の言葉で分かり易く語りかけていました。
「オペラを毎年繰り返しやることで表現が深まる」ということや、ウィーンでは「奏者がオペラを聴きながら弾くことができる」というコメントから、素晴らしい音楽が出来るベースが語られており、説得力がありました。
ご存じのように「ブザンソン指揮者コンクール」で優勝し、それから半世紀の音楽人生を振り返っていました。
「東洋人が西洋音楽をする人はいない」中で指揮者として世界中の音楽家を相手に奮闘してきたわけで、「差別されるのが当たり前」という環境を切り拓いていった人の重みが詰まっていました。
そして「先入観や批評を実力で翻していった」からこそ、人々は小澤さんの音楽を追い求めるのでしょう。
小澤さん自身は「勤勉、根性、勉強する時間の多さ」を自分の優れた性質として自覚しているようで、それが今日の高みへといざなったようです。納得です。
過去の有名な話が繰り返されます。カラヤンとの出会い、そしてバーンスタインの元へ。何れも自伝や過去の映像で語られたエピソードですが、あらためて人の出会いの妙を感じました。
ウィーンの市場の人気者である普段の小澤さんも魅力的で、「マエストロ」と呼ばれて気さくに応じている姿を映し出していました。
コンツェルトハウスでのヨーロッパでのサイトウ・キネン・オーケストラの立ち上げの話からスタートし、サイトウ・キネンの「演奏法、語法、表現する文法(上げ弓、息の合わせ方)」などの共通の教えを受けた者の音楽性を語っていると、音楽教育の本質が伝わることでしょう。
まだまだ映像は続きますが、実際に見ていただいて満足感を得てください。
聞き手の有働由美子さんのナチュラルな姿勢が視聴者をリラックスさせてくれました。
冒頭「棒振りが信じてやっていればみんながついてくる」というコメントは重く受け止めました。組織論であり、リーダーの理想像の一つでもあるでしょう。
小澤さんはずっと語り続けています。
「ウィーン国立歌劇場音楽監督の大変さと病気の話」そして「オペラの魅力」を自分の言葉で分かり易く語りかけていました。
「オペラを毎年繰り返しやることで表現が深まる」ということや、ウィーンでは「奏者がオペラを聴きながら弾くことができる」というコメントから、素晴らしい音楽が出来るベースが語られており、説得力がありました。
ご存じのように「ブザンソン指揮者コンクール」で優勝し、それから半世紀の音楽人生を振り返っていました。
「東洋人が西洋音楽をする人はいない」中で指揮者として世界中の音楽家を相手に奮闘してきたわけで、「差別されるのが当たり前」という環境を切り拓いていった人の重みが詰まっていました。
そして「先入観や批評を実力で翻していった」からこそ、人々は小澤さんの音楽を追い求めるのでしょう。
小澤さん自身は「勤勉、根性、勉強する時間の多さ」を自分の優れた性質として自覚しているようで、それが今日の高みへといざなったようです。納得です。
過去の有名な話が繰り返されます。カラヤンとの出会い、そしてバーンスタインの元へ。何れも自伝や過去の映像で語られたエピソードですが、あらためて人の出会いの妙を感じました。
ウィーンの市場の人気者である普段の小澤さんも魅力的で、「マエストロ」と呼ばれて気さくに応じている姿を映し出していました。
コンツェルトハウスでのヨーロッパでのサイトウ・キネン・オーケストラの立ち上げの話からスタートし、サイトウ・キネンの「演奏法、語法、表現する文法(上げ弓、息の合わせ方)」などの共通の教えを受けた者の音楽性を語っていると、音楽教育の本質が伝わることでしょう。
まだまだ映像は続きますが、実際に見ていただいて満足感を得てください。