ありのままじゅんじ
Pure、まさにそういう感じ。あれから何年たったんだろう。あの山の麓の大木は、椎の木か、樫の木か。今に見ている僕だって、見上げるほどの大木になってやる、とはありやまさんは決して言わないと思うんですが、でも日本のブルースを大事に大事にありやまというひとつの枠を決して譲らずそのスタイルを進化させて、今まだ成長して、私達にいつも変わらずめちゃめちゃあったかいこころとギターを贈り続けてくれてるんですよね。これ好き、ずっと。最初にLPがでるというときに、予約してお小遣いをはたいて買ったんです。CDになって良かったと本当に思います。ありがとうありやまさん。星5つなんて、いくつでも。
R40’S 本命雨の似合う歌 TKCA-73778
思いの外Rain Songsコンピレーション・アルバムにハマってしまい梅雨入りに備えて捜していた所このコンピレーション・アルバムが見つかりました。稲垣潤一・柳ジョージ・松山千春・チューリップ・・・・選曲が渋くてなかなか雰囲気があってとても素晴らしい内容です!梅雨入りしたらヘヴィローテーションになります。
ぼちぼちいこか
今やもう、ほとんどの人がこの名盤の存在を知らず、CD店でも見ることが難しい昨今です。寅さんの関西版みたいな(しかももっとおもろい)街頭商のオヤジの録音でスタートし、大阪に出てきた田舎ものの哀歓を優しく温かく歌う1曲目、おかまの心情をブルージーに歌う2曲目・・・とにかくすべての曲にムダがありません。最小編成でのアコースティックな演奏はアキが来ず、古さをまったく感じさせません(というか元から古い?)。有山淳司の通を唸らすギターやゲストの金子マリのVoも華を添えてます。曲名からもおわかりのとんでもない日本語ブルースに大笑いしながら、最後はいつも胸がキュンとなるこのアルバム。我が家ではフォーク嫌いの妻も納得の一枚です