そして、星の輝く夜がくる
コラプツィオやマグマなど政治がらみの作品を読み著者の作品を読むようになりました。こちらの作品もそのような内容だと思い読み始めましたが、実際は小学校でのハートフルな作品でした。
ハラハラとする場面は無かったのは残念でした。しかし被災地の子供たちが子供らしく振る舞うよう努力する主人公の姿等感心させられる箇所も多くありました。
予想した内容とは異なっていたもののとても面白かったです。
ハラハラとする場面は無かったのは残念でした。しかし被災地の子供たちが子供らしく振る舞うよう努力する主人公の姿等感心させられる箇所も多くありました。
予想した内容とは異なっていたもののとても面白かったです。
グリード 上
第1作から読んでいるが、シリーズが進むごとに鷲津が現実離れしていくとが気になっていた。
しかし、今作のテーマは未曽有の金融危機である。現実離れした金融危機が舞台であるからこそ、現実離れした鷲津の存在にリアリティが与えられている。鷲津正彦の存在に対して、第2作・第3作の舞台は小さすぎたのではないだろうか。今作の未曽有の金融危機という広すぎる舞台は、千両役者として鷲津が存分に活躍できるものである。現実離れした存在であった鷲津に、まさに時代が追いついたのだろう(それが良いことなのかはわからないが。。。)。
上巻はいまだ前哨戦といった趣であるが、一気に読ませる著者のペン運びはさすがである。時間を忘れて没頭できる作品として是非お勧め出来る。下巻を読むのも楽しみだ。
しかし、今作のテーマは未曽有の金融危機である。現実離れした金融危機が舞台であるからこそ、現実離れした鷲津の存在にリアリティが与えられている。鷲津正彦の存在に対して、第2作・第3作の舞台は小さすぎたのではないだろうか。今作の未曽有の金融危機という広すぎる舞台は、千両役者として鷲津が存分に活躍できるものである。現実離れした存在であった鷲津に、まさに時代が追いついたのだろう(それが良いことなのかはわからないが。。。)。
上巻はいまだ前哨戦といった趣であるが、一気に読ませる著者のペン運びはさすがである。時間を忘れて没頭できる作品として是非お勧め出来る。下巻を読むのも楽しみだ。