会津の思いを伝えようとする著者も心情が伝わる作品で、もう明治維新を本当の意味で再検討する事が必要だとの感が深まった。

今年の大河で注目（されると思いますが）の会津若松・鶴ヶ城の
プラスチックモデルキットです。
いろんな「もう少し」があってちょっと残念な気もしますが、以下のレビューで。

・もう少し。大きければなあ。価格の範囲で収めるというのもわかりますが
　城本来の持つ巨大感に、やはり欠けてしまいます。

・もう少し。石垣のモールド、深くならないかな。
　不定形の彫り物というのはインジェクションでは型抜きに限界が
　あるのは承知ですが、今や城モデラーにとって石垣彫りは当たり前の作業。
　開発の段階でなんとかなるとうれしいですが。（例えばパーツ割しちゃうとか）

・もう少し。バリとかなんとかならないか。特に屋根裏の傷等の凹凸は処理が厄介です。
　また一部、石垣のモールド上に射出用の大きなピン跡があって余計な手が増えました。
　
・いいところ。説明書に、使用する色の指示が載りました。以前の古いキットにはなかったので
　参考になります。（この赤瓦仕様になっての処置のようです。）

全体的に迫力不足か？それと石垣が高すぎるような気がします。
いろいろ作例が出回ってます、会津戦後の損壊した様子の再現も結構ですが
個人的にはやっぱり美しい姿でいてほしい。パウダー使って雪景色なんか
楽しそうではないでしょうか。