他のレヴューの書き手さんのレヴューはとても素晴らしいのでいまさら書くこともないのですが、わたしが、石黒さんの漫画にであったのは昨年、（２０１３年）ＡＭＡＺＯＮでたまたまカバーの絵をみて、「これいいかもしれない。」と直感。（それまちですが・・・）

まず驚いたのはその時点で何年もの掲載を集めた一巻から数年たった十数巻にいたっても登場人物の絵、表情がほとんど変わっていないことにこの作者のなみならない才能を感じました。

よくも悪くもながく連載していると、登場人物の表情等が洗礼されていくものです。

それが悪いとはいえないのは当然。

常によりよいものをと努力してこそですから

わたしの好きで素晴らしいと思う「コミック」に「謎の彼女Ｘ」という作品があります。

とても独創的で素晴らしいのですが、一巻と最新作では特に登場人物の卜部みことさんの表情は大きくかわっております。

実はこれが漫画の主人公の描き方では自然なことなのです。

え、「めぞん一刻」という名作でもそうですね。（この作品はアシスタントがかわったこともおおいな要因かもしれませんが）

この漫画に「白川先生」という漫画家さんが登場いたしますが、実は、この架空の漫画家さんと石黒さんは実は真逆なひとのように思えます。

石黒さんは、「白川先生」と「漫画に対する情熱」とでは同じ。

ながら、石黒さんは今世俗的成功をおさめつつも「白川先生」のような不器用な漫画いちずなひとを愛しているのではないでしょうか。

ゆえ、石黒さんはおごり、おもいあがりのない作品が描けるのだと思います。

ひとに愛される作品を石黒さんが何故かけるのか？

わたしはその解答を我流ながら提示してみました。

最後に・・・「狂闘先生」書いてくれないかな・・・石黒さんに・・・（笑

めちゃくちゃ、おもしろい「漫画」みたいじゃないですか？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「狂闘先生」

　経済的苦労・病気（肺病かと思いきや脚気とは何とも色っぽくない）・恋と友情の板挟み・子爵家に睨まれたりなど…
このような度重なる不幸に、この下巻の後半ぐらいなって、いままでずっと清く正しかった主人公、萩原初野の心に、やっと悪魔的な要素がちらりと陰をさします。
そして読者が「あれあれ、そろそろ残り数十ページだというのに、一体どうやって話を終結させるつもりなのか」と気を揉み、最後の数頁で「まあだいたい大団円は予想ついたな。初野はこの男と結婚して…」と安心し、ついに最期の一頁をめくったところで、「え゛…」と仰天する、あっけない終焉。
　新聞小説だっただけあって、テンポもよいし、ゾラもびっくりのこうした乱暴な展開が魅力です。更にいうと、たとえシリアスな濡れ場であっても、旧字体の漢字に混じって「初野様、ぢやア、僕のデザイアは許諾（いれ）られたのですねえ」と濫用されるカタカナ英語もいい雰囲気出しています。

カイ・シデン好きの私は当然108で作成。
可動部分が多く可動域も広いため色んなポーズがとれる。
足が大きいため片足立ちでも安定しており、アニメオープニングの走るポーズも可能。
残念なのは、コアファイターを使っているために腰回りの可動がやや甘いこと。
腰横の部分が腰上と足の間で引っかかるため、足を大きく開くと腰の上がやや浮き上がる。
それ以外は問題なしで、価格も手頃なのでMGの入門用としてもよいかも。
新しめのMGは作ったことが無かったが、パーツも探しやすくなっており、とても作りやすくなっている。