ブレイブハート―ディープインパクト物語 (ヤングサンデーコミックス)
実話をもとにした漫画は、あれこれ盛り込みすぎてひどくつまらないものになる場合が多々ある中で、これは、すごく読んでて面白く仕上がっています。
ナレーション部分が少なく、絵とセリフでうまく構成してあるからか、「3冠を獲るまでがメインの物語」と、割り切ってあるからか、ストーリーがまとまっていて、読んでて盛り上がりがあります。
(出版時期が2006年10月のため、凱旋門賞への挑戦直前までが描かれる形になっています)
また、
ダービー前日に市川厩務員が「出遅れませんように、ケガしませんように」と、バンテージを巻くシーン。
ダービーのインタビューで、池江調教師が「うれしい・・・」と言うシーン。
3冠を目前にしたインタビューで、武豊がひざの上でグッと握りこぶしをつくるシーン。
などなど、印象的なシーンが要所で効いてます。
ディープインパクトとか競馬とかを知らない人が読んでも、充分に面白いと思える作品だと思います。
ナレーション部分が少なく、絵とセリフでうまく構成してあるからか、「3冠を獲るまでがメインの物語」と、割り切ってあるからか、ストーリーがまとまっていて、読んでて盛り上がりがあります。
(出版時期が2006年10月のため、凱旋門賞への挑戦直前までが描かれる形になっています)
また、
ダービー前日に市川厩務員が「出遅れませんように、ケガしませんように」と、バンテージを巻くシーン。
ダービーのインタビューで、池江調教師が「うれしい・・・」と言うシーン。
3冠を目前にしたインタビューで、武豊がひざの上でグッと握りこぶしをつくるシーン。
などなど、印象的なシーンが要所で効いてます。
ディープインパクトとか競馬とかを知らない人が読んでも、充分に面白いと思える作品だと思います。
ブレイブハート<1枚組> [Blu-ray]
この作品は、LDとDVDで購入してきました。でも、このBlu-ray盤を購入して、改めて感動できました。ジョン・トール氏の監修のレストアがあまりに素晴らしい。
LDを観ていた時に、このハイビジョン画質が自宅で観られるという時代が来るとは想像出来ませんでした。でも、やっと本当の映画そのもの品質を家庭で楽しめるようになって本当にありがたいです。ただ、Blu-ray盤でもDVD盤とどこが違うの!?と思うような画質の作品も確かにあり、この「ブレイブ・ハート」が良い例となるといいですね。時に、ピントずれの場面も観られますが納得の出来であり、買って良かったと思っています。
LDを観ていた時に、このハイビジョン画質が自宅で観られるという時代が来るとは想像出来ませんでした。でも、やっと本当の映画そのもの品質を家庭で楽しめるようになって本当にありがたいです。ただ、Blu-ray盤でもDVD盤とどこが違うの!?と思うような画質の作品も確かにあり、この「ブレイブ・ハート」が良い例となるといいですね。時に、ピントずれの場面も観られますが納得の出来であり、買って良かったと思っています。
ブレイブハート(2枚組) [Blu-ray]
長い映画だが、戦闘シーンと俳優陣の演技が見事であり、退屈はしない。音楽もいい。
特に王族や貴族を演じる俳優たちは、単純な理想だけでない動機で行動する人物造形をこなし、見応えがある。
ただ、主人公が外見だけでなく、戦闘技術や忍耐力において常人ではない描写が多く、それが却って感情移入を妨げる部分は感じた。映画だから主役はかっこよくていいのだけれど、歴史を題材にしているので、一定のリアルさは無いと少し冷めてしまう。
なお、スプラッタとまでは行かないが、残虐なシーンもあるので、その手の表現が苦手な人は避けた方が良いかもしれない。(時間的にはごく一部だが)
基本的には歴史を題材にしたオーソドックスな長時間ドラマで堅実な良作である。
特に王族や貴族を演じる俳優たちは、単純な理想だけでない動機で行動する人物造形をこなし、見応えがある。
ただ、主人公が外見だけでなく、戦闘技術や忍耐力において常人ではない描写が多く、それが却って感情移入を妨げる部分は感じた。映画だから主役はかっこよくていいのだけれど、歴史を題材にしているので、一定のリアルさは無いと少し冷めてしまう。
なお、スプラッタとまでは行かないが、残虐なシーンもあるので、その手の表現が苦手な人は避けた方が良いかもしれない。(時間的にはごく一部だが)
基本的には歴史を題材にしたオーソドックスな長時間ドラマで堅実な良作である。
ブレイブハート [DVD]
長い映画だが、戦闘シーンと俳優陣の演技が見事であり、退屈はしない。音楽もいい。
特に王族や貴族を演じる俳優たちは、単純な理想だけでない動機で行動する人物造形をこなし、見応えがある。
ただ、主人公が外見だけでなく、戦闘技術や忍耐力において常人ではない描写が多く、それが却って感情移入を妨げる部分は感じた。映画だから主役はかっこよくていいのだけれど、歴史を題材にしているので、一定のリアルさは無いと少し冷めてしまう。
なお、スプラッタとまでは行かないが、残虐なシーンもあるので、その手の表現が苦手な人は避けた方が良いかもしれない。(時間的にはごく一部だが)
基本的には歴史を題材にしたオーソドックスな長時間ドラマで堅実な良作である。
スケールの大きな作品で自然の風景や歴史的な建造物、CGではない特撮含め、ブルーレイで見るに値する作品と思う。
特に王族や貴族を演じる俳優たちは、単純な理想だけでない動機で行動する人物造形をこなし、見応えがある。
ただ、主人公が外見だけでなく、戦闘技術や忍耐力において常人ではない描写が多く、それが却って感情移入を妨げる部分は感じた。映画だから主役はかっこよくていいのだけれど、歴史を題材にしているので、一定のリアルさは無いと少し冷めてしまう。
なお、スプラッタとまでは行かないが、残虐なシーンもあるので、その手の表現が苦手な人は避けた方が良いかもしれない。(時間的にはごく一部だが)
基本的には歴史を題材にしたオーソドックスな長時間ドラマで堅実な良作である。
スケールの大きな作品で自然の風景や歴史的な建造物、CGではない特撮含め、ブルーレイで見るに値する作品と思う。
ブレイブハート (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
メル・ギブソンが監督/主演した同名の映画(1995)の原作小説です。時は13世紀末。イングランドの過酷な統治に苦しむスコットランドで、秘密の恋人をイングランド兵に殺害された主人公ウィリアム・ウォレスが、圧政から民を解放するために立ち上がる。実在した国民的英雄である彼の、短くも波乱に満ちた生涯をベースにした物語です。
映画は3時間近い長い作品ですが、それでも、時間の都合上、大分原作からカットされたエピソードがあります。映画を先に見た方でも、小説版ではじめて知るエピソードが含まれているので十分楽しめます。
名字から推測がつきますが、著者は、主人公であるウォレス家の遠い子孫にあたる方だそう(アメリカ居住)。そのせいか、それは幾ら何でもウォレスを美化しすぎでは??、それは史実に反しすぎ、流石にあり得ないだろう…などと思える記述も正直あります。なので、歴史に関する本としてだけ見るとやや問題があります。それでも、物語全体としては起承転結や構成もしっかりしていて、感動的です。
ウォレスと幼馴染の美少女ミューロンとの恋、ウォレスと喧嘩友達ハ―ミッシュとの友情などを基軸にしながら、農民である彼ら(実際のウォレスは小地主の息子だそう)が、当時のスコットランド氏族間の権力闘争、イングランド‐スコットランド間の戦や政治に巻き込まれ翻弄されながら懸命に生きる様が熱く描かれています。
スコットランド貴族としては、後に名君ロバート1世となるロバート・ブルース。イングランド側では、長脛王と呼ばれた軍事に長けた王エドワード1世とその愚息エドワード2世、フランスからイングランドに嫁いだイザベラ王女がメインの登場人物です。イザベラ王女に関しては相当の脚色がなされており、史実とは異なりますが、エンターテイメントとしては楽しめます。
映画は3時間近い長い作品ですが、それでも、時間の都合上、大分原作からカットされたエピソードがあります。映画を先に見た方でも、小説版ではじめて知るエピソードが含まれているので十分楽しめます。
名字から推測がつきますが、著者は、主人公であるウォレス家の遠い子孫にあたる方だそう(アメリカ居住)。そのせいか、それは幾ら何でもウォレスを美化しすぎでは??、それは史実に反しすぎ、流石にあり得ないだろう…などと思える記述も正直あります。なので、歴史に関する本としてだけ見るとやや問題があります。それでも、物語全体としては起承転結や構成もしっかりしていて、感動的です。
ウォレスと幼馴染の美少女ミューロンとの恋、ウォレスと喧嘩友達ハ―ミッシュとの友情などを基軸にしながら、農民である彼ら(実際のウォレスは小地主の息子だそう)が、当時のスコットランド氏族間の権力闘争、イングランド‐スコットランド間の戦や政治に巻き込まれ翻弄されながら懸命に生きる様が熱く描かれています。
スコットランド貴族としては、後に名君ロバート1世となるロバート・ブルース。イングランド側では、長脛王と呼ばれた軍事に長けた王エドワード1世とその愚息エドワード2世、フランスからイングランドに嫁いだイザベラ王女がメインの登場人物です。イザベラ王女に関しては相当の脚色がなされており、史実とは異なりますが、エンターテイメントとしては楽しめます。