Video ROCKET TOKYO SIDE [VHS]
オープニングの映像からして、本作が凝ったつくりであることを予感させた。
1曲目「For me」 ヴォーカルTUSKは珍しくマラカスを振っている。
そして全員の衣装は、こちらも見慣れないグラム・ロック調であり
ステージングはというとZi:Killの事を知ってるのかも不明な風貌の、
エキストラ風若い女性数十人を観客に見立てたもの。
どこか不自然で違和感があるが面白い。
2曲目「あえげ!メス豚」 曲名にたがわない世界観をみせてくれた。
濡れ場があるわけではないが(あっても困るが・笑)、それが却ってエロティック。
それにしても、メンバー渾身の演技は賞賛に値する。
(TUSKはX JAPANのHIDEと共演した演技の経験からかとても堂に入っている)
3曲目「PERPLE PURPLE」 またもや見慣れない、スラッシュ・パンク風(?)の衣装。
ギターKENに至ってはハーフパンツ。
曲が曲だけにハジけ方は格別。
4曲目「FLY」 色味を抑えた映像でありながらも、
照明効果でメンバーの動きを引き立たせており、曲に広がりを見せた映像。
5曲目「I LOVE YOU」 船内での撮影。
歌詞中の「そうだあの船で旅に出かけよう」に副ってか。
「Bad Man」(「VIDEO ROCKET LONDON SIDE」収録)のPV(バス編)とは対極に、
「進む乗り物」でありながら、TUSKはバラード曲らしくしっとりと
男の色気を醸しつつ唄い上げ、またそのヴォーカルを引き立たせるがごとく
他メンバーは楽団に徹しているかのよう。
そして視線を落とすTUSKの表情には、詩人の横顔さえ見える。
海外というロケーションを活かした「VIDEO ROCKET LONDON SIDE」と比べ
本作は映像処理、構成にこだわったつくりに感じた。
本人の意図からなのかスタッフ指示なのかは不明だが、
フロントマンTUSKの存在を決して邪魔することなく、むしろ引き立てつつ
粋なパフォーマンスを行うKENの、ミュージシャンでありながら表現者たる動作も見逃せない。
彼はきっての芸術家肌であることを見せつけられる。
(事実、バンド内でのプロデュース能力は有名だ)
無論、ここにはベースSEIICHIとドラムスEBYの確実着実なリズム隊プレイがあってのことだが。
Zi:Killを好きで堪らない方は、見て損はないと言えよう。
1曲目「For me」 ヴォーカルTUSKは珍しくマラカスを振っている。
そして全員の衣装は、こちらも見慣れないグラム・ロック調であり
ステージングはというとZi:Killの事を知ってるのかも不明な風貌の、
エキストラ風若い女性数十人を観客に見立てたもの。
どこか不自然で違和感があるが面白い。
2曲目「あえげ!メス豚」 曲名にたがわない世界観をみせてくれた。
濡れ場があるわけではないが(あっても困るが・笑)、それが却ってエロティック。
それにしても、メンバー渾身の演技は賞賛に値する。
(TUSKはX JAPANのHIDEと共演した演技の経験からかとても堂に入っている)
3曲目「PERPLE PURPLE」 またもや見慣れない、スラッシュ・パンク風(?)の衣装。
ギターKENに至ってはハーフパンツ。
曲が曲だけにハジけ方は格別。
4曲目「FLY」 色味を抑えた映像でありながらも、
照明効果でメンバーの動きを引き立たせており、曲に広がりを見せた映像。
5曲目「I LOVE YOU」 船内での撮影。
歌詞中の「そうだあの船で旅に出かけよう」に副ってか。
「Bad Man」(「VIDEO ROCKET LONDON SIDE」収録)のPV(バス編)とは対極に、
「進む乗り物」でありながら、TUSKはバラード曲らしくしっとりと
男の色気を醸しつつ唄い上げ、またそのヴォーカルを引き立たせるがごとく
他メンバーは楽団に徹しているかのよう。
そして視線を落とすTUSKの表情には、詩人の横顔さえ見える。
海外というロケーションを活かした「VIDEO ROCKET LONDON SIDE」と比べ
本作は映像処理、構成にこだわったつくりに感じた。
本人の意図からなのかスタッフ指示なのかは不明だが、
フロントマンTUSKの存在を決して邪魔することなく、むしろ引き立てつつ
粋なパフォーマンスを行うKENの、ミュージシャンでありながら表現者たる動作も見逃せない。
彼はきっての芸術家肌であることを見せつけられる。
(事実、バンド内でのプロデュース能力は有名だ)
無論、ここにはベースSEIICHIとドラムスEBYの確実着実なリズム隊プレイがあってのことだが。
Zi:Killを好きで堪らない方は、見て損はないと言えよう。
TOMORROW...
リアルタイムで聴いていました。
当時の音楽ライターが『スタイリッシュな被害妄想』と表現していたことが忘れられません。
人間関係の渦巻く下心や意地悪・いじめ、集団行動が嫌いな事、いつも少数派で単独行動を余儀なくされる
(今は自らすすんでしていますが)
自分は他人とは違う、劣等感と優越感を行ったり来たりして…
当時ビジュアル系のくくりでしたが歌詞を見れば未だに唯一無比の存在だと。
耽美的な言葉の羅列のバンドが多かった中、そちらも好きでしたがジキルはわかりやすくいうと『真の心の友』でした。
ルックスに魅かれたのではありません(失礼)
いい大人になった今でもちょっとひねくれていて大人の対応なんてする気も無く、一生モラトリアム人生を送りそうな自分
不利な立場になっても自分に正直であることを最優先にしているので怪我してばかり
最近ふと思い出して聴いてみたらやはり良かった。
ひとりカラオケで【HERO】を大声で唄ったら泣きそうになりましたよ…他にも唄いたい曲があったのですが残念ながら無かった
こんなに正直に人に対する嫌悪、憎悪感・恰好悪いくらいの孤独むき出し感だとか書いている人他に知りません。
でもそういう人ほど少数かもしれないが本当に深くつきあえる友達や協力者が現れることになりますよ。
ジキルを知らない世代の悩める人たちにどうかご縁がありますように。
当時の音楽ライターが『スタイリッシュな被害妄想』と表現していたことが忘れられません。
人間関係の渦巻く下心や意地悪・いじめ、集団行動が嫌いな事、いつも少数派で単独行動を余儀なくされる
(今は自らすすんでしていますが)
自分は他人とは違う、劣等感と優越感を行ったり来たりして…
当時ビジュアル系のくくりでしたが歌詞を見れば未だに唯一無比の存在だと。
耽美的な言葉の羅列のバンドが多かった中、そちらも好きでしたがジキルはわかりやすくいうと『真の心の友』でした。
ルックスに魅かれたのではありません(失礼)
いい大人になった今でもちょっとひねくれていて大人の対応なんてする気も無く、一生モラトリアム人生を送りそうな自分
不利な立場になっても自分に正直であることを最優先にしているので怪我してばかり
最近ふと思い出して聴いてみたらやはり良かった。
ひとりカラオケで【HERO】を大声で唄ったら泣きそうになりましたよ…他にも唄いたい曲があったのですが残念ながら無かった
こんなに正直に人に対する嫌悪、憎悪感・恰好悪いくらいの孤独むき出し感だとか書いている人他に知りません。
でもそういう人ほど少数かもしれないが本当に深くつきあえる友達や協力者が現れることになりますよ。
ジキルを知らない世代の悩める人たちにどうかご縁がありますように。
VIDEO ROCKET LONDON SIDE [DVD]
割と動画投稿サイトであがっていることが多いPVが入ったものですが、
まとめて鑑賞したく購入しました。
PCの画面で観るより、TVだと迫力が違っていいですね。特にBad Manは格別でした。
個人的には、I LOVE CATのPVはストーリー仕立てが大きすぎて、
曲も途切れ途切れ、メンバーの露出も少なくちょっと淋しいですね。
おまけ的に付いている、Bad Manの「街なか歌って練り歩きバージョン」(正式名称ではありません)は
かなり観応えがありました。
怪訝なリアクションの市中の人々が…笑。
「あの頃」の少年少女の皆様、いかがでしょうか。
まとめて鑑賞したく購入しました。
PCの画面で観るより、TVだと迫力が違っていいですね。特にBad Manは格別でした。
個人的には、I LOVE CATのPVはストーリー仕立てが大きすぎて、
曲も途切れ途切れ、メンバーの露出も少なくちょっと淋しいですね。
おまけ的に付いている、Bad Manの「街なか歌って練り歩きバージョン」(正式名称ではありません)は
かなり観応えがありました。
怪訝なリアクションの市中の人々が…笑。
「あの頃」の少年少女の皆様、いかがでしょうか。
Selected Stories of H. G. Wells (Modern Library Classics)
近年あまり読まれないウエルズの短編集を遠くアメリカから安価でお送りくださり、ありがとうございます。