黙っていればヴァンパイアハンターとして一線級、なのかもしれない。物凄く過大評価したら、ひょっとしたら。
それなのに中身は中二病でポエマー、命の危機を前にしても時に夢見る乙女の様に妄想に走ったり、時には人として男としてそれはどうなのその発言は！wという域に足を踏み込んだとか、踏み込んでないとか。
くどいまでに食い下がったかと思えばアッサリ撤回してケツまくって命乞い、おおよそ「カッコいい」主人公とは言い切れないスタイルは読む人を選ぶながら、面白いと言えます。
続きはどうなるか判りませんが、出来れば続いてほしいものです。

ウラ表紙で「表紙は真っ赤な嘘であります！」とオッドボール三等軍曹wも語っておりますが、
ウラ表紙の四コマも、必ずしもあてには、ならない・・・w（まぁ、ノリは概ね、そんな感じだが・・）

本作品は、ガルパンのスピンオフ四コマと、シュートストーリーで構成される。（コミックアライブ連載作品/読んでない・・）
作画は、既発売の「コミック版ガルパン」や「リトルアーミー」と比較しても、
もっとも原作（アニメ）に近い絵柄で、絵柄によるストレスを感じやすい向きにも安心感があると思う・・・

内容は、ギャグ色が強く、ガルパン登場人物達の日常をコミカルに描き、
大洗の面々は、もちろん、アニメ本編では、ほとんど見ることが出来なかった、
プラウダ校、グロリア−ナ校、（サンダースの面々も登場）の面々の日常（？）も、
垣間見ることが出来る。（あくまで、スピンオフ的にですが・・・）

個人的には、プラウダのカチューシャ＆ノンナや、
グロリアーナのダージリン様の関連エピソードが特に良かったですが、
何しろ、テイストがギャグ寄りなので、
キャラ（性格）に違和感を感じる方もいるかもしれません。（私は、楽しめました。）

そういうのに、神経質じゃない方、パロディ好きな方、普通にアンソロ本読みまくっている方、
そして、なによりガルパンキャラが、お好きな方、
個人的に、こんな「ガルパンの世界」もアリだと思いましたので・・・（どうでしょう？）

なお、表紙カバーを外すと・・・（持ってる方、見てみましょうｗ）

ダークヒーロー、三つ目がとおる的にはじまった80年代テイストの漫画。というのが初めてジャンプでみた時の印象でした。それがこんなにもスケールの大きな漫画になるとは。カードゲームが世界大会ですよ。日本の漫画の影響力恐るべし。
長年、毎週ジャンプ発売日が待ち遠しくなる原因となってしまっていたこの遊戯王。ドラゴンボールやるろうに剣心が現役でやっていたあの時代が懐かしい。