ゴールデン☆ベスト 竹山逸郎 異国の丘~誰か夢なき
約十年前に竹山逸郎の16曲入りベスト盤が発売されましたが、今回は21曲入りです。竹山逸郎の異国シリーズや隠れた名曲が収録されています。竹山逸郎の魅力を再認識できるヘスト盤だと思います。
鮎・母の日・妻 (講談社文芸文庫)
著者はかつて、その政治力から文壇に天皇の如く君臨した人。殆どの政治家が死後、生前とはうってかわって一顧だにされないのと同様の運命をこの人も辿る。代表作のレビューを今もって誰も記していないというのが、厳然たる事実である。アーティストでもなければアルチザンでもない。政治家。文壇政治家の末路である。
といいながら、この短編集、じつはそんなに悪くもない。高みから見下ろして自己犠牲を怠っているのでもない。私小説的切り口で両親はもちろん、親戚までもさらし者にしている。親戚はいい迷惑だろう。
といいながら、この短編集、じつはそんなに悪くもない。高みから見下ろして自己犠牲を怠っているのでもない。私小説的切り口で両親はもちろん、親戚までもさらし者にしている。親戚はいい迷惑だろう。