宮部みゆきの小説は10冊以上は読んでいる。ただし、本作の原作は読んでいない。また、ドラマの前作も見ていない。

バスジャックの被害者になったことをきっかけに、色々なことが起き、大きく人生が変わっていくことを描いている。ここまでのことは、そうそうないけど、人生にこういったことがあるかもしれないと感じさせる。

正直、ドラマは予想していた以上に面白かった。宮部みゆきの小説は、どんどん長くなるし、個人的な好みからすると、ちょっとうんざりしたりもする。しかし、その長さが連続ドラマに適している。また、妙にガチガチの謎解きでないから、人間描写や造形に力が入っていて、ドラマになるとそこが面白い。

ある意味、典型的な人物が多いし、間野京子がかかえる問題なんて簡単に想像がつくけど、それでも十分に面白い。視聴率は苦戦したようだが、もう少し多くの人が見てもらいたかった。あと、主題歌も良かった。

本筋とは関係ないけど、映美くらら演じる高野千夏が、ちょっととぼけていて楽しい。それと、長谷川京子はきれいだな。

特に川奈栞のファンではなかったが、
「カワイイではないか。。。」と思ってしまったのは自分だけか？
新鮮に感じたし、可愛い！ということで
個人的に好感度“大”な一作だと思ってます。
表情がいい。
演出のバリエーションも豊富でしっかり作ってる感があるので
幅広い意味で楽しめると思う。
彼女の素っぽい感じを味わいたい方にはオススメです。

｢七夜待｣は劇場で観ました。初日の3回目だったのですが、客の入りは半分ぐらい。
河瀬直美監督を観るのは初めてでしたが、かなり入り込んでみました（2時間あったらダメだったでしょうが）。
映画公開時の宣伝は「癒し」を前面に出していましたが、いろいろな見方ができる映画だと思います。
実際、何人かで観たのですが、それぞれ解釈が異なっていました。私には長谷川京子本人の擬似ドキュメンタリーのようにも思えました。
商品案内だけでは特典映像等の有無が不明なのが残念です。