アット・カーネギー・ホール
マイルス・デイヴィス (Miles Davis 1926年5月26日〜1991年9月28日) は、アメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者。クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、フュージョンなど時代を先取りした音楽性でジャズ界を牽引する。音楽の活動期間も1940年代、50年代、60年代、70年代、80年代と長く、どの年代も同じものがなくクリエーターとしての手腕もずば抜けていた。アルバムは1961年5月19日、カーネギー・ホールでのギル・エヴァンスとの共演ライブ。とうとうここまできたマイルス、1891年5月5日作曲家チャイコフスキーのコンサートがこけらおとしされた場所、ジャズでもベニー・グッドマン、デューク・エリントンなどの超大物がかつて演奏したホール。演奏内容はオーケストラとのコラボは今ひとつノリがないがクインテットだけの演奏では、がぜん張りきった。暗い地下の酒場から這い上がってきたゾンビ達、さすが百戦錬磨のミュージシャン。テナーのハンク・モブリー、ピアノのウイントン・ケリー、ドラムのジミー・コブ、特にベースのポール・チェンバースは凄いノリで気持ちいい。ただ親方マイルスはいたって冷静、やはり全体としての調和を気にしていたのかもしれない。カーネギー・ホールに鳴り響いたマイルスの「Someday My Prince Will Come」、これを聴くだけでもこのアルバムの価値は充分にある。
(青木高見)
(青木高見)
マイルス・デイヴィス青の時代 (集英社新書 523F)
モダン期のマイルス、及びその周辺の大体の動きは知ってはいたが、
その辺りが細かく検証されていて、興味深く、面白く読むことができた。
あらためてこの時期のマイルスの作品を聴きなおしたくなった次第。
その辺りが細かく検証されていて、興味深く、面白く読むことができた。
あらためてこの時期のマイルスの作品を聴きなおしたくなった次第。
モア・ミュージック・フロム・カーネギー・ホール
アランフェスは、重たい追悼曲で、ウォーキンのほうが、
聴きやすい。映画の主題曲にもなったと思いますが、
私は、全然知らなくて、マイルスのどれがいいとかわからない。
聴きやすい。映画の主題曲にもなったと思いますが、
私は、全然知らなくて、マイルスのどれがいいとかわからない。