12歳からのインターネット
この本自体は、ハウトゥー本ではない。
インターネットの具体的な使い方は書いていない。
書いてあるのはむしろ、インターネットに対する心構え。
「自分で考えないと、この本だけでは役に立たない」のがこの本のミソだと思う。
実際、インターネットの安全な使い方、というのはそれしかないのだから。
コンピューターが苦手な人は、
「この画面で、どのボタンを押したらいいの?」とたずね、
それを必死でメモしようとする。
だけどそれでは、いつまでたってもコンピューターを使いこなすことは出来ない。
何通りも、無数にあるパターンを全部メモすることなんて出来るわけがないからだ。
「こういう時は、こう考えてみる」「こういうのは、一度疑ってみる」
そういう思考方法自体が、コンピューターやインターネットを使いこなす、唯一の手段だ。
この本は、一見、すぐには役に立たない。
12歳の子供に、ぽん、と買い与えればいいというものではない。
親が一緒に読み、一緒にディスプレイをのぞき込んで使い方を語り合い、
そのあとで、子供をインターネットの世界に「ひとり旅に出す」。
そう、まさしくこの本の終章にあるように。
ネットを甘く見ている子供と、ネットを悪者だと思っている大人。
その両方に、ぜひ読んで欲しい。
インターネットの具体的な使い方は書いていない。
書いてあるのはむしろ、インターネットに対する心構え。
「自分で考えないと、この本だけでは役に立たない」のがこの本のミソだと思う。
実際、インターネットの安全な使い方、というのはそれしかないのだから。
コンピューターが苦手な人は、
「この画面で、どのボタンを押したらいいの?」とたずね、
それを必死でメモしようとする。
だけどそれでは、いつまでたってもコンピューターを使いこなすことは出来ない。
何通りも、無数にあるパターンを全部メモすることなんて出来るわけがないからだ。
「こういう時は、こう考えてみる」「こういうのは、一度疑ってみる」
そういう思考方法自体が、コンピューターやインターネットを使いこなす、唯一の手段だ。
この本は、一見、すぐには役に立たない。
12歳の子供に、ぽん、と買い与えればいいというものではない。
親が一緒に読み、一緒にディスプレイをのぞき込んで使い方を語り合い、
そのあとで、子供をインターネットの世界に「ひとり旅に出す」。
そう、まさしくこの本の終章にあるように。
ネットを甘く見ている子供と、ネットを悪者だと思っている大人。
その両方に、ぜひ読んで欲しい。