他の方が書いているのと同じで、ご都合主義で凰太郎はなんとかなるかなと思っていました。
そんなに優しい世界観じゃないんだなーと良いような悪いような妙な気分で読了。

凰太郎のシーンの中では日比との会話にとても心を揺さぶられました。
日比を妬ましく思う凰太郎の感情をありありと感じました。
乱を好きなのは同じなのに日比と凰太郎の間には明らかな差がある。
年齢、学校という環境、そして傍にいる事の出来る時間。
最後まで日比に対して大人気なく感情をあらわにする所が私の凰太郎のとても好きなところです。
１ヵ月眠っている間に乱が沢山凰太郎の夢を見ていられると良いなぁ。

１年に１巻ペースで待ち遠しいですが今回もおもしろかった！４巻で少し絵やストーリーが雑になったように感じて不安でしたが、期待を裏切られることなかったです。ただ今までのカバーデザインが大好きだったので、今回からのデザインチェンジはすごくガッカリです。最終巻まで統一してほしかった。。。