読んだら楽しく暖かくなります。心がハッピになる絵本。
友達にもプレゼントしました。子供達も大喜び。
ぐぐさんもあかいボタンもかわいい！

ピーターパンとは、大人になろうとしない少年のことだが、お金もなく、誰にも頼れない主人公は絶望的な状況の中で、母親の介護をしつつ、なんとか生活している。愛情に飢えた、少年のような、大人の一歩手前のような主人公を、オン･ジュワンが好演。

最後のシーンは、見る人にいろいろな結末を想像させるようになっているが、恐らく主人公は再生し（その予告として、母親の意識が回復したのだろうか）、ピーターパンから大人へと変貌するのだろうと思った。

砂浜で凧を揚げるシーンが秀逸。