噂の超人はるおちゃんのフランキー雑記帖

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テスタロト(2) (ドラゴンコミックスエイジ)
★4の上。
著者の5冊目は、全2章全26話で描かれた初のオリジナル一般作な表題作長編『テスタロト』第1部の第2巻な『教皇派の章』の第5話から10話まで。
ほか、見開きカラーイラスト1枚。後描き漫画『非日常的日常』2頁。

この巻では主に『ガーデン』についての謎が語られます。
また新たに『ベルトーニの椅子』という作品構成上の重要な要素についても語られます。

物語は明快な意味をもって動き始めるのですが、同時に想いのドラマとしての核となる重要なシーンも多々演出されてゆきます。

『ボジク族大量虐殺』。
濡れ衣を着せられる者。
囚われた彼らに救いの手を差し延べる謎の人物。

少年時代のレオニダスとガリンシャの邂逅シーンこそが、著者の物語の紡ぎ手としての能力の高さを如実に物語っていると言っても過言ではないでしょう。

後悔と苦渋に包まれた男の激白の末にあるものは?

そして、新たに登場する天真爛漫で純粋無垢な少女『ルチッチ』こそが、激動するこの物語を大きく左右する重要人物になってゆくはずでした。

「最良の方法と気づいていながら、変えようとしない人間」へのアンチテーゼとして著者が打ちだしたテーマの方向性は、充分に実を結んでいてステキでした。

物語の中で徹頭徹尾傍観者の立場を貫き通してきたカプリアの胸の裡に確実に芽生え始める『想い』もまた作品を彩る華でしょう。

この巻のカバー折り込み部分にある著者のコメントからの引用ですが「フェミニストだと言わずにフェミニストに見せる事」という件が、とっても素晴らしいと共感できた反面、「だったら運命と言わずに運命を見せてくれよ」と、ひと言ツッコミ入れなきゃ気が済まない、天の邪鬼な私ではありますが、テンポも整い、力強さを増し、調和のとれた物語は、自らの正義に疑問をもち、躊躇い、悩む、彼らのドラマを詰めこんで、そのまま3巻へと続きます。

テスタロト(3) (ドラゴンコミックスエイジ)
著者の6冊目は、全2章全26話で描かれた初のオリジナル一般作な表題作長編『テスタロト』第1部の第3巻な、『教皇派の章』の最終11話および第2章『マテリアの章』の第7話まで。
ほか、後描き漫画『非日常的日常』2頁。

この巻では主に『マテリア』についての謎が語られます。今まで名称としてなら散々語られたものの、その実態が全く以て謎だったマテリアの真意が徐々に明かされてゆきます。
また、黒幕たちの真相も明確な形をとって描かれ出します。
そして、右目の下にルビーのピアスをして左腕に奇妙な生物のタトゥーを施した妖艶な美女『マルチナ』という重要人物も新登場します。

物語の方向性はそのままに、天真爛漫にして純粋無垢で、ある意味『菜々子さん』以上に天然無防備なのに、その実、誰よりも芯の通った鉄の意志すら幼きにしてすでに身につけた、慈愛あまねく女神にして真っ直ぐ少女ルチッチの心意気が眩しすぎて、ノックアウトな私です。

そしてまた、鉄の意志で心をい殺戮の鬼と化すレオニダスの、その背に悪魔を見たものと、慟哭を見たものの、二人のヒロインの感受性の受け皿の違いが浮き彫りになり、その後の運命すら予感させてくれます。

仲間の生き方を鼻で笑って切り捨てた少年は、境地で彼を模倣することにより活路を見いだしたり。

あまりにも主要キャラ同士の運命の糸が繋がりすぎてる部分が見えすぎてしまってて、もう少しだけ突き放したところから偶然性も加味して組み立てた方が、より、ひとつひとつのドラマティックを輝かせたと個人的には思うのですが、想いのドラマで突き進む展開力は、澱みなく抜群。

1巻から世界観をきっちり造り込み、キャラひとりひとりの生い立ちまで遡るところから築き上げたリアリティーの高い心情描写が物語の厚みを高めてて、ミゴトと言うしかほかにありませんでした。

パニック・ルーム (ヴィレッジブックス)
登場人物が少なくておもしろいと思う。
ただ、やさしい泥棒や、妙に頭のいい子供のことから緊張感がちと書ける。

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