映画好きの知人が「すんごい、いいよ！ＤＶＤも絶対買うよ！」

って、絶賛してたので、ある程度、期待は、してましたが。。

たしかに、はじめの方は、映画を見慣れてるヒトには、

「なんだよ、この大げさな、下手クソっぽい、演技は？」

なんて、感じるかもしれませんが、

それが、だんだん、良くなってくるですよ。。不思議と。

強いて言うなら、ＣＧが、イマイチ「いかにもＣＧ」って感じになってしまってるのは、日本の技術と、予算のせいかと思いますが。。。

でも、「そんなことはどうでもいいじゃん」って言わせるほどの、ものすごい魅力を感じます。

とくに、うれしいのが、

「貧乏＝ふしあわせ　では、絶対にない！！！」

ってことを、まざまざと、しみるように、訴えてくるところですね。。

こんな、単純であるはずだけれど分かりにくくなっている、この「真実」を、日本人であるぼくに、しっかり教えてくれた、はじめての映画になりました。。

ほんと、泣いて、笑って、の　くりかえしで、ボクは見てました。。

とにかく、まだ見てない方、ぜひぜひ、見て頂きたいです。

世代を問わず、たのしめるハズです。

（ボクは、どうしても、じぶんの父親にこれを見てもらいたくなりました。　買って送ろうかな？）

正直に言います。

全く期待していなかった。

日本映画と一括りにするのは乱暴ですが、

どうしても期待すると裏切られるのが最近の邦画の話題作という先入観がありました。

きっと昭和は良かった、夢があった、それに引き換え今は、、、そういう説教染みた演出や脚本があると思っていました。

多少編集がタルイなと感じるところがありましたが、キチンと観客を意識して見るものが素直に映画の世界に入って行けて、感動して、あの時代の空気や陽の当たる部分と陰の部分を考えさせ、それでいて泣いて笑える一級のエンタメになっていたと感じました。

特にこの監督さんはＶＦＸを主軸に語られることも多いですが、子供の演技を引き出させたら素晴らしいですね。

やはりスピルバーグからインスパイアを受けているのかもしれません。

久々に邦画で斜に構えずに、素直に笑って泣けて余韻に浸れる映画でした。

子供をはたくシーンがあったり、ハリウッドだったらこう描くことはないな、虐待ととられるな、というシーンもありましたが、

でもそれがあの時代大人の愛情表現の一つであり、行為自体は肯定も否定もしないけれど、決してネガティブに作用するだけではなかったことが分かります。

難しいことはおいておいて、「情」というものがリアルに存在していた時代が日本、特に東京にもあったということを感じることはいいことかもしれませんね。

いい映画です。

なんで公開時に見に行かなかったんだろう？？

それほど期待しないで見たのですが、吉岡演じる茶川のなさけなさ

とあの複雑な温かい笑顔に感動してしまった。

キャストの新鮮さがよかった！ほら邦画って同〜じ役者が出てきて

え〜っということが多かったので。

堤（通称鈴木オート）VS吉岡（通称ブンガク）の息の合った演技は

楽しい。吉岡がここまで出し惜しみせず演技出来たのも堤の力量が

あっての事。

なんかいいコンビです。

それにしても　吉岡　秀隆ってこんなにいい役者になってたなんて

知らなかった。泣きキャラだと思っていました。ごめんなさい。

慌ててDVDを買って見ましたが　「心の砕ける音」の情熱的なキス

シーンもよかったし「四日間の奇蹟」のピアノのシーンも素敵だった。

（なんでも４ケ月も練習して　鍵盤を見ると吐きそうになるとか）

三丁目の夕日は忘れかけていた　何かを思い出させてくれる文化財に

指定したいような映画です。山崎監督　素敵な映画をありがとう！

ぜひシリーズ化して下さい。死ぬまで見に行きます。

毎年、この時期になると、発行されますので、いつアマゾンに載るか注意しています。　載ったら即　予約＆買いです。　ベッドサイドにズラっと並べて寝る前に必ず読んでいますが、まったく　あきません。