廃墟シリーズ・幻想遊園地(レジャーランド・テーマパーク・遊技場編) (メディアボーイMOOK・廃墟シリーズ)
扱うテーマが遊園地などのレジャー施設なので、廃墟に興味を持ち始めたばかりという方には手に取り易い一冊かと思います。
テーマだけに、取り上げる物件は少な目ですが、各場所の写真点数は多く見応えあります。
ただ、既に撤去されてしまっている高子沼グリーンランドや富士ガリバー王国、びわ湖タワー(観覧車はまだ残っている?)などの8つの物件については、2ページだけにとどまり写真も少ないです。
廃墟写真集ではありますが、写真集によくありがちな芸術性をヘタに狙ったような内容でもなく、写真も色加工などせず(していないと思われる)、構図はそれなりに拘っているものもありますが、基本的にありのままで状況をとらえているという所に好感が持てます。
ただ気になる所があり、「大井松田トーヨーボール」のボールとシューズが並ぶ写真がありますが、訪ねた時のままの状況なら印象的な写真ですが、写真を撮るためにイジったとしたら興醒めですね。廃墟写真はありのままが意味あると思うので、もし、そうだとしたら加工的(?)な行為は避けてほしいです。
最後に掲載される「甲賀ファミリーランド」は、閉園から20年以上経過しているようですが、廃墟好きには涙モノの具合いい荒れっぷり。関東在住の私でも一度は行ってみたいと思わせる異様な魅力を感じます。
廃墟写真集に興味を持った方は、ソフトにこの本から始めてはいかがでしょうか。また、ここから様々な廃墟に興味が広がればと思います。
長文お付き合い、ありがとうございました。
テーマだけに、取り上げる物件は少な目ですが、各場所の写真点数は多く見応えあります。
ただ、既に撤去されてしまっている高子沼グリーンランドや富士ガリバー王国、びわ湖タワー(観覧車はまだ残っている?)などの8つの物件については、2ページだけにとどまり写真も少ないです。
廃墟写真集ではありますが、写真集によくありがちな芸術性をヘタに狙ったような内容でもなく、写真も色加工などせず(していないと思われる)、構図はそれなりに拘っているものもありますが、基本的にありのままで状況をとらえているという所に好感が持てます。
ただ気になる所があり、「大井松田トーヨーボール」のボールとシューズが並ぶ写真がありますが、訪ねた時のままの状況なら印象的な写真ですが、写真を撮るためにイジったとしたら興醒めですね。廃墟写真はありのままが意味あると思うので、もし、そうだとしたら加工的(?)な行為は避けてほしいです。
最後に掲載される「甲賀ファミリーランド」は、閉園から20年以上経過しているようですが、廃墟好きには涙モノの具合いい荒れっぷり。関東在住の私でも一度は行ってみたいと思わせる異様な魅力を感じます。
廃墟写真集に興味を持った方は、ソフトにこの本から始めてはいかがでしょうか。また、ここから様々な廃墟に興味が広がればと思います。
長文お付き合い、ありがとうございました。