彼女の大ファンです。

独特の魅力があり、世界トップランク、いやそれ以上の高い技術を持った人です。
気が弱いところがあるが、それを表現力に変えるパワーもある。

世間の心ない叩き方には胸が悪くなる程です。

これを読むと、どうして彼女が悉くバッシングされてきたかが分かります。
報道のされ方には非常に問題がありますので、改善のためにもメディア関係者には是非読んでほしいと思いました。

どのアスリートにも言えることでしょうが、多くの犠牲を払ってリンクにたつ彼女に、更なる熱い声援を送りたくなった一冊です。

出演しているアイスショーで直筆サイン入りの本も購入しました。
サイン入りがほしい人はぜひショーで早めに（冊数が少なくすぐ売り切れるので）買う事をお勧めします。

これは安藤選手唯一の自伝本なので、そういう意味で☆５つにしました。
初出の写真や内容が多いので安藤選手に興味のある人にはもってこいの本ではないでしょうか。
彼女はコーチになりたいだけあってか、自分の事、他の選手やそれぞれのコーチの指導方法をよく観察していますね。
本人から見た男子選手評などはなかなか詳しくて、興味深く読めました。
特にモロゾフコーチがそれぞれの生徒をどう引き上げているかを、冷静に分析しているところに関心しました。
感情の振れ幅が大きい選手なので、それをうまくコントロールするのは至難の技なんでしょうが
その時その時で思っていた事が素直に文章になっていて読みやすいし、人となりを理解できたような気がします。
トップアスリートではあるけれど感受性が高いが故に、悩んだりして立ち止まってしまうけれど
その特性が故にあの表現力に繋がっているのだろうな。という感想を持ちました。

欲を言えばですが
あらゆるジャンプを満遍なく跳べる稀代のジャンパーなのでジャンプの事がもっと詳しく書かれていたらなお良かったと思います。
モロゾフコーチの本も合わせて読むと面白いです。

高橋大輔選手の他のタイトルもそうですが、DVDではなく高画質のBDで観たいです。

過去の映像だけに、一度観ればそれっきりかもしれない。
しかし、企画が飛び抜けて面白いだけに、期間をおいてみると、とても新鮮な発見がある。
至極個人的なレビューとなってしまうが、とんねるずは大好きなので、無条件で星5つ。
主観レビューで申し訳ない。