ゲームの方もプレイしたが、これはこれでいいのでは。
音源を手に入れるという意味でも買いでしょ。

本を愛することにかけて、まちがいなく奇人変人の類に属する天才二人の対話。司会者の交通整理もなんのその、時空を超音速で走り回るような展開が続く。「どこかのおばあさんが箪笥のなかにグーテンベルク聖書を持っていないだろうか、と夢想」（237頁）し、盗み出しかねないマニアである。

なにしろEの蔵書は新しい本だけで５万冊（稀覯書も1200）、Cも古書2000点、合計で３,４万点（438頁）なのだから比較するのもおこがましい。（ちなみに評者は一般人としては多い方だろうが５千冊位。）

とりあげられた著作者や書籍のなかにはウィキペディアにも西洋人名辞典にも載っていないものも少なくない。日本人の作品は全く除外されているのは仕方ないだろうがさびしいものだ。せめて紫式部くらいは。

織り込まれた歴史認識の鋭さにも注目したい。「ヒトラーが権力を握った1933年から、スターリンが死ぬまでの20年間、地球上でほぼ1億人の人間が惨殺されました。おそらく、世界史上の他のすべての戦争で出た死者以上の数字です。」（258頁）傾聴に値する指摘である。

書物の未来について「楽観的になれる理由の一つは、最近は、大量の本を目にすることのできるチャンスが増えて」、「今のほうが比率的にはずっと希望が持てる」（422頁）と断言しているが、はたして“商業としての書店業”や“職業としての書店人”が生き残れるだろうか。そうは楽観できないというのが評者の意見である。

装丁はデザイン・色彩ともに魅力的だが、角背の造本のためか開きがよろしくない。それで一点減点。

古いレンジですが、捨てるのがもったいないので、ターンテーブルを購入しました。
特に問題なく使っています。
見つけてよかったと思っています。
もちろん　販売してくれてありがとうございます。

オリジナルのものとは全く違い、今流行のものでもレベルも内容も低すぎです。
買おうか迷っている人がいたら、やめたほうがいいと思います。
ほんとは★3の価値もないような気がします...。

デセイの美瑛と演技力が堪能できました。さすが女優からオペラに転身しただけに、見ていて飽きさせない演技です。
また、寝転がっても、持ち上げられても揺るがない高音も素晴らしいです。