阿賀に生きる [VHS]
日本の農村を描いたドキュメントの傑作です。
阿賀野川流域の村にスタッフが三年間住み込み、
その土地の日常を淡々と描いていく。
じいちゃんばあちゃんがカメラを意識しているのかしていないのか、
ただ撮影されることを怖がってはいない空気が自然で、
田舎に帰って年寄りとお茶を飲んでいる気分にさせてくれる映画です。
公開時期は台湾のホウ・シャオシェン監督が知れ渡ってきたころで、
フィクションとノンフィクションとの違いを超えて肌触りがとても似ていました。
採算に乗るのは難しいとは思いますが、
日本映画の財産として残して欲しい作品ですね。
阿賀野川流域の村にスタッフが三年間住み込み、
その土地の日常を淡々と描いていく。
じいちゃんばあちゃんがカメラを意識しているのかしていないのか、
ただ撮影されることを怖がってはいない空気が自然で、
田舎に帰って年寄りとお茶を飲んでいる気分にさせてくれる映画です。
公開時期は台湾のホウ・シャオシェン監督が知れ渡ってきたころで、
フィクションとノンフィクションとの違いを超えて肌触りがとても似ていました。
採算に乗るのは難しいとは思いますが、
日本映画の財産として残して欲しい作品ですね。
侠客道 [VHS]
昭和42(1967)年5月3日公開の東映仁侠映画。DVD化はされておらず、大分前にレンタルビデオで借りて見た。
昭和30年代の大阪を舞台に、あくまでも侠客道を貫こうとする古風な老舗一家と卑劣な新興暴力団との抗争という、
お約束の展開が基本だが、その抗争に割って入る検事が登場、三つ巴の争いに発展していく。すでに観客動員が頭
打ちになり始めていた東映仁侠映画の新機軸となる作品だったのだろうが、ちょっと試行錯誤の作品かな、という印象
だったのを記憶している。主演の「元本物」安藤昇の存在感は凄かったけど。ライバルの検事役の天知茂(老舗一家の
親分の娘を妻に持つ、小指をツメられた検事)は設定が無理がありすぎ。
昭和30年代の大阪を舞台に、あくまでも侠客道を貫こうとする古風な老舗一家と卑劣な新興暴力団との抗争という、
お約束の展開が基本だが、その抗争に割って入る検事が登場、三つ巴の争いに発展していく。すでに観客動員が頭
打ちになり始めていた東映仁侠映画の新機軸となる作品だったのだろうが、ちょっと試行錯誤の作品かな、という印象
だったのを記憶している。主演の「元本物」安藤昇の存在感は凄かったけど。ライバルの検事役の天知茂(老舗一家の
親分の娘を妻に持つ、小指をツメられた検事)は設定が無理がありすぎ。
LAGOON 2008-Special Edition-
歌詞が時代を感じさせるけれど音はキラキラのシティポップス。
前作の「Band Wagon」の評判が良すぎてあまり評価されていない本盤だが、曲は粒揃いで私的には春や夏に似合う音だと思う。
アウトテイクも面白いものが何点か収録されており、AOR、シティポップス好きは聴いてみる価値あり。
前作の「Band Wagon」の評判が良すぎてあまり評価されていない本盤だが、曲は粒揃いで私的には春や夏に似合う音だと思う。
アウトテイクも面白いものが何点か収録されており、AOR、シティポップス好きは聴いてみる価値あり。