碧き青のアトポス 2 (サンデーGXコミックス)
やまむらはじめ先生のマンガは基本的に派手な印象が無い、というより淡々としているのですごくピンチなのか、どうにかできる程度のピンチなのかが、非常に分かりにくい場合があります。
そして、説明的な話をまた粛々と進めていき、その途中で人間の屑みたいなのを登場させてきて、物語に緩急をつけていきます。
つまり、総じて地味です。でもおもしろい。
今巻は主人公の真都くんがいよいよ冒険にでることを決めた巻でもありますが、まだまだ気持ちはふわふわして、現実感が無い印象です。
しかし、武殼<クロア>は身につければ誰でもスーパーマンになれるような、都合のいいものじゃないんです。
この巻の最期はそんな当たり前の事を、強く印象づけるように〆られています。
次巻が待ち遠しい。
そして、説明的な話をまた粛々と進めていき、その途中で人間の屑みたいなのを登場させてきて、物語に緩急をつけていきます。
つまり、総じて地味です。でもおもしろい。
今巻は主人公の真都くんがいよいよ冒険にでることを決めた巻でもありますが、まだまだ気持ちはふわふわして、現実感が無い印象です。
しかし、武殼<クロア>は身につければ誰でもスーパーマンになれるような、都合のいいものじゃないんです。
この巻の最期はそんな当たり前の事を、強く印象づけるように〆られています。
次巻が待ち遠しい。
碧き青のアトポス 1 (サンデーGXコミックス)
なんか恐い表紙ですが、主人公の後ろにヒロインが立ってるだけです(たぶん)。
調査船の乗組員が全員姿を消した事件に端を発する、海底の遺跡をめぐる争いに巻き込まれた
中学生の冒険を描くSF。タイトルからして海洋のイメージがありますが、とりあえずこの1巻では
地上戦というか、この作品の象徴でもある武殻(タロア)という特殊スーツを身に纏った者たち
の取っ組み合い(たまに飛び道具)がメイン。この武殻とはどうやら古代文明の産物らしく、変身
というか装着するのに少量の水を必要としますが、身に纏えば身体能力向上、深海でも活動できる
強化鎧。「星矢」の聖衣みたいにランクがあるようです。主人公サイドの日滝が持ち出したのが
白銀、敵方は今のところ青銅といったところか。
海底に眠る古代文明というだけでそれなりに惹かれる物はあり、ちょっと変わったデザインの
武殻、ヒロインと同化してしまった人工妖精(遺跡の端末の一つ? こいつだけ妙にマンガチック
で浮いてる)、遺跡の掌握を目論む手強い敵対集団、周辺に出没する謎の少年と面白そうな要素
はあるものの「神様ドォルズ」に比べても設定やキャラのインパクトがイマイチというか地味。
何の力もないのにヒロインが気になって首を突っ込んでしまった頼りないメガネ君に、あまり
愛想のよくない黒髪貧乳ヒロインとどうもパッとしないが主役カップル。快活な第二ヒロイン・
うらなの活躍と、あとは古代文明の正体が何かという辺りに期待。ちょい辛目ですが星3で。
サンデーGXの公式サイトで1話を試し読みできるのでご参考に。
調査船の乗組員が全員姿を消した事件に端を発する、海底の遺跡をめぐる争いに巻き込まれた
中学生の冒険を描くSF。タイトルからして海洋のイメージがありますが、とりあえずこの1巻では
地上戦というか、この作品の象徴でもある武殻(タロア)という特殊スーツを身に纏った者たち
の取っ組み合い(たまに飛び道具)がメイン。この武殻とはどうやら古代文明の産物らしく、変身
というか装着するのに少量の水を必要としますが、身に纏えば身体能力向上、深海でも活動できる
強化鎧。「星矢」の聖衣みたいにランクがあるようです。主人公サイドの日滝が持ち出したのが
白銀、敵方は今のところ青銅といったところか。
海底に眠る古代文明というだけでそれなりに惹かれる物はあり、ちょっと変わったデザインの
武殻、ヒロインと同化してしまった人工妖精(遺跡の端末の一つ? こいつだけ妙にマンガチック
で浮いてる)、遺跡の掌握を目論む手強い敵対集団、周辺に出没する謎の少年と面白そうな要素
はあるものの「神様ドォルズ」に比べても設定やキャラのインパクトがイマイチというか地味。
何の力もないのにヒロインが気になって首を突っ込んでしまった頼りないメガネ君に、あまり
愛想のよくない黒髪貧乳ヒロインとどうもパッとしないが主役カップル。快活な第二ヒロイン・
うらなの活躍と、あとは古代文明の正体が何かという辺りに期待。ちょい辛目ですが星3で。
サンデーGXの公式サイトで1話を試し読みできるのでご参考に。