フェアな未来へ: 誰もが予想しながら誰も自分に責任があるとは考えない問題に私たちはどう向き合っていくべきか
出版予告が最初にされてから、2年ほどたちましたが、ようやく訳書ができました。
2011年3.11以降の我が国の社会情勢の変化が、おそらく本書への補注の内容に、出版ぎりぎりまで影響したのでしょう。巻末に約60ページにわたる訳者解題がつけられています。
気候、環境、エネルギーといった、世界の生命圏全体にかかわる地域差を社会的不公正とみなし、この是正のための価値を「公正の追求」という焦点に縮約しています。
ものの考え方を整理するための助けとなる議論ですので、若いひとたちは読んでみると面白いでしょう。
2011年3.11以降の我が国の社会情勢の変化が、おそらく本書への補注の内容に、出版ぎりぎりまで影響したのでしょう。巻末に約60ページにわたる訳者解題がつけられています。
気候、環境、エネルギーといった、世界の生命圏全体にかかわる地域差を社会的不公正とみなし、この是正のための価値を「公正の追求」という焦点に縮約しています。
ものの考え方を整理するための助けとなる議論ですので、若いひとたちは読んでみると面白いでしょう。