第9話｢みちしるべ｣
　少女は現実から逃げ､少年は追い求める｡
　もどかしい大人達を他所に､子ども達の行動力が
　どこか皮肉で､対照的に映ります｡
　人の良さ､粘り強さなど､物語の展開もさることながら､
　文字通り大人になってしまうと忘れてしまう純真さを
　示しているように思えました｡

第10話｢本当の名前｣
　新天地での再出発と､逃げ出した先でも自分の存在が
　他者の枷になってしまう現実を見据えたかのようなお話でした｡
　人懐っこく､粋な計らいをみせる磯貝夫妻や琴美の人柄が
　彼女の苦悩を際立たせているようにも感じさせられます｡
　短絡的な解決策に本質は無く､現実は追いかけてくるものですよ｡

絵もストーリーも特別上手いわけではないですが、とにかくキャラが可愛い！
マガジンの作品の中では毛色が違うので
普段マガジン見ない人も、1話試し読みしてみて欲しいです！！
個人的に特攻の拓パロが面白かったｗ

NHKで4月の放映時に録画して、オリジナル十八式の套路を一通りできるようになりました。
このDVDでは、収録時間が当然放映された時間より短いですが、套路は放映時の渡辺先生の演舞がしっかり編集されて入っています。放映時の生徒役の方々への指導はカットされています。（実は指導があった方が、習う方にとってわかりやすいのですが）
コンパクトにまとまっているので、自分にとっては、ひととり覚えた後にポイントをチェックするのに便利です。放映時の映像の安易な編集ではなく、しっかり編集し直されていて、よかったです。予約して正解でした。
渡辺先生の指導のコメントが新録されている他、渡辺先生、陳静先生の中国武術の演舞がノーカットで入っています。
その美しさだけでも見る価値は十分あります。

表紙が可愛くて買ったのですが、凄く面白かったです。

思春期にかこつけたあれやこれやを氏独自のスパイスで味付けしたらこうなったと言うものなのか。

最後の引きが凄く気になるところです。

何か漫画を探してる方にこれをオススメしたいです。