この作品がガンダムの後番組だったとは全く知らなかったのでDVDで改めて観て
ガンダムが射的のシーンやテレビ放映のネタで使われていたのでびっくりしました。
サンライズの歴史からするとガンダムがあまりにも先を行き過ぎたから仕方なく
ザンボット3に戻ったっていう感じでしょうか（笑）
しかし今思うとこの作品はロボットアニメの派手な攻撃や敵の幼稚さなどは引き継いでいますが、
小学生の社長が会社のロボットに乗るという今までに無いアホな設定で活躍する所に改めて魅力を感じます。
普段は公園に頭だけ出して隠しているつもりのトライダーや、戦う前に毎回違うおやつを食べたり、あまりミサイルを
使いすぎると専務がそろばんはじいて嘆くとか（笑）戦いとは全く関係のない所の生活感がたまりません！
やっぱりこういった下町人情的な生活感は今までの戦うだけのロボットアニメとは何か違う、
”裏ガンダム”的なほっとする生活のリアルさがほのぼのしていていいですね。
とは言っても肝心のバトルでも必殺技のトライダーバードアタックは他のロボットアニメには負けていません！
大人になっても楽しめましたし、子供に観せてもウケましたよ（笑）

サンライズ作品の主題歌集が発売中止となり、少し残念と思っていたらスターチャイルドのホームページのニューリリースに「無敵ロボトライダーＧ７総音楽集（仮）」と書かれていたので、内心「やった！」と思ったのですが発売されたものは当時発売されたＬＰ２枚を復刻しただけのモノだった！キングにしては手抜きだぜ！！まあ、トライダーの音源は初めてのＣＤ化（主題歌も含む！）なのでその点だけでも評価せねば。全話収録のＤＶＤ-ＢＯＸも発売されたことだし…。