ハックフィンの大冒険 [DVD]
ディズニー映画なので、ジャンルとしては「コメディ」とか「ファミリー向け」なんでしょうね。
しかし、黒人奴隷など、社会的な問題が取り上げられた作品でもあります。
「みんなが正しいということが必ずしも正しいとは限らない」。長いものに巻かれがちなこの社会に忘れたくないフレーズです。
主人公の少年ハックと黒人奴隷ジムの厚い友情には心が温まります。
ハック役のイライジャ・ウッド、この頃から表情豊かな演技がとてもうまいです。こんなわんぱく小僧の役もできるんですね。
子どもさんと一緒に観るのにもいい作品だと思います。
しかし、黒人奴隷など、社会的な問題が取り上げられた作品でもあります。
「みんなが正しいということが必ずしも正しいとは限らない」。長いものに巻かれがちなこの社会に忘れたくないフレーズです。
主人公の少年ハックと黒人奴隷ジムの厚い友情には心が温まります。
ハック役のイライジャ・ウッド、この頃から表情豊かな演技がとてもうまいです。こんなわんぱく小僧の役もできるんですね。
子どもさんと一緒に観るのにもいい作品だと思います。
The War [VHS] [Import]
1970年8月ミシシッピー州ジュリエット。ヴェトナム戦争の後遺症で長期療
養していたスティーブン(ケビン・コスナー)が、家族の元に戻ってくる。妻
(メア・ウィニンガム)と双子の姉弟(レキシー・ランドール/イライジャ・ウッド)
は、彼を温かく迎え入れるが、再会の喜びも束の間、家が強制的に取り壊
されるという苦難に直面することになる…。
『8月のメモワール』という甘い邦題が付いているが、実際のところ、その
「夏の思い出」は相当ビターなものである。子供たちの縄張り争いを通して、
1人の少年が(イライジャ・ウッド)、ヴェトナム戦争の後遺症で悩む父の戦
争に対する心情を理解し、成長していく姿を繊細に描いた秀作だ。
舞台は、自然豊かな南部(彼らはプア・ホワイト)、戦闘シーンもないにもか
かわらず(コスナーの数秒のフラッシュバックに止まっている)、戦争の愚か
さが確実に伝わってくるアブネットの演出が秀逸。『ハックルベリー・フィン
の冒険』のように、南部の素朴な風光が、ノスタルジックで素晴らしい効
果をあげているのも忘れてはならないだろう。
ケビン・コスナーは、役柄的にはワキ役なのだが、彼の出演作中でも1、2を
争う演技と存在感で、この作品の要になっている。彼の物静かでやさしい父
親像(寂しげな微笑が素晴らしい)は、せつない感情をかきたてるほど。彼を
支える妻、メア・ウィニンガムの飾り気のない素朴な美しさもいい。近年の
ハリウッド作品には珍しい、虚飾を排した誠実な作品である。
本DVD本編は、画質、音質共に良好。ただし、特典映像が、予告編のみという
のはいかにも寂しい。
養していたスティーブン(ケビン・コスナー)が、家族の元に戻ってくる。妻
(メア・ウィニンガム)と双子の姉弟(レキシー・ランドール/イライジャ・ウッド)
は、彼を温かく迎え入れるが、再会の喜びも束の間、家が強制的に取り壊
されるという苦難に直面することになる…。
『8月のメモワール』という甘い邦題が付いているが、実際のところ、その
「夏の思い出」は相当ビターなものである。子供たちの縄張り争いを通して、
1人の少年が(イライジャ・ウッド)、ヴェトナム戦争の後遺症で悩む父の戦
争に対する心情を理解し、成長していく姿を繊細に描いた秀作だ。
舞台は、自然豊かな南部(彼らはプア・ホワイト)、戦闘シーンもないにもか
かわらず(コスナーの数秒のフラッシュバックに止まっている)、戦争の愚か
さが確実に伝わってくるアブネットの演出が秀逸。『ハックルベリー・フィン
の冒険』のように、南部の素朴な風光が、ノスタルジックで素晴らしい効
果をあげているのも忘れてはならないだろう。
ケビン・コスナーは、役柄的にはワキ役なのだが、彼の出演作中でも1、2を
争う演技と存在感で、この作品の要になっている。彼の物静かでやさしい父
親像(寂しげな微笑が素晴らしい)は、せつない感情をかきたてるほど。彼を
支える妻、メア・ウィニンガムの飾り気のない素朴な美しさもいい。近年の
ハリウッド作品には珍しい、虚飾を排した誠実な作品である。
本DVD本編は、画質、音質共に良好。ただし、特典映像が、予告編のみという
のはいかにも寂しい。
Elijah Wood (High Interest Books)
この本は、厚表紙で、ページ数は48ページと少ないですが、イライジャの事を知らない人は、イライジャの出演作品や、家族、好きなアーティストなど沢山の事が書いてあり、色々の事を知る事が出来ると思います。写真は小さい頃のから、LOTRまで載っています。文は全文英語ですが、子供向けの本なので、そこまで難しい事はないと思います。
8月のメモワール [DVD]
この値段でこの作品が買えるのは何て羨ましいことだろう。
ケビン・コスナーというと、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のようなアタリ作もあるが、『ウォーターワールド』のようなハズレも多い。しかし、この作品は、疑いなくアタリだ。ラストシーンは清々しく、涙が出ます。イライジャも出ているので、だまされたと思って見て下さい。素晴らしい作品です。
ケビン・コスナーというと、『ダンス・ウィズ・ウルブズ』のようなアタリ作もあるが、『ウォーターワールド』のようなハズレも多い。しかし、この作品は、疑いなくアタリだ。ラストシーンは清々しく、涙が出ます。イライジャも出ているので、だまされたと思って見て下さい。素晴らしい作品です。