特火点―花沢健吾短篇集 (ビッグコミックススペシャル)
他の方が言われる通り 製本が悪い 私の購入した本は本自体に問題がないのだが 本を包んでいる カバーが小さく 本の大きさに見あっていない 本のカバーは明らかにサイズの計り間違いでは と 思う 花沢先生の作品は良い作品ばかりなので 今回の 特火点は 予約を入れて購入したのだが、販売前の検品作業段階で カバーの計り間違えだけは気付いて頂きたかった。
ボーイズ・オン・ザ・ラン [DVD]
原作では田西に共感しつつも割と冷静に読み続けれたのだが、実写化された本作品は生々しすぎてとても痛々しかった。
感情移入しすぎて途中苛立ちを覚えながら観賞していた。
峯田演じる田西は原作以上に気持ち悪くて情けないし、ちはるに関しては初めは田西にとって憧れの存在だったのが、
だんだん実体を持った一人の人間であり女であることが分かっていく面が強調されている。
(原作にはない、ビアガーデンでちはるのあることが判明するのも良かったと思う。)
松田龍平の青山は元のイメージとは似てないんだけど、でも「モテる奴ってこんな感じだよな」というリアルな実感を得られた。
というか青山に限らず斎田産業の社長や鈴木さんなども決して原作の姿に似ているわけではないが、
みな「実際にこんな人いそう」とか「あぁこんな感じだよ・・・」と感じさせてくれる説得力がある。決闘シーンも良い意味で地味だ。
原作漫画の5巻までの内容しか扱っていないので、もう物語としては玉砕するしかないのだけど、
ラストシーンは田西がよりストレートで正直な感情をぶつけるようになっていて
筋書きは原作通りながらも、しっかり一つの映画として再構成されている。
情けない一人の男が惚れた女の為に一念発起するという内容ながら、スカッとするシーンはほぼ皆無なんだけど、
全力疾走するボッコボコにやられて顔面腫らしたモヒカン男(29)の姿を見て誰しも何かしら感じるものはあるのではないかと思う。
(それが良いものか悪いものかは人によるかもしれないけど)
ちなみにデ・ニーロもしっかりでてきました。ポスターで。
感情移入しすぎて途中苛立ちを覚えながら観賞していた。
峯田演じる田西は原作以上に気持ち悪くて情けないし、ちはるに関しては初めは田西にとって憧れの存在だったのが、
だんだん実体を持った一人の人間であり女であることが分かっていく面が強調されている。
(原作にはない、ビアガーデンでちはるのあることが判明するのも良かったと思う。)
松田龍平の青山は元のイメージとは似てないんだけど、でも「モテる奴ってこんな感じだよな」というリアルな実感を得られた。
というか青山に限らず斎田産業の社長や鈴木さんなども決して原作の姿に似ているわけではないが、
みな「実際にこんな人いそう」とか「あぁこんな感じだよ・・・」と感じさせてくれる説得力がある。決闘シーンも良い意味で地味だ。
原作漫画の5巻までの内容しか扱っていないので、もう物語としては玉砕するしかないのだけど、
ラストシーンは田西がよりストレートで正直な感情をぶつけるようになっていて
筋書きは原作通りながらも、しっかり一つの映画として再構成されている。
情けない一人の男が惚れた女の為に一念発起するという内容ながら、スカッとするシーンはほぼ皆無なんだけど、
全力疾走するボッコボコにやられて顔面腫らしたモヒカン男(29)の姿を見て誰しも何かしら感じるものはあるのではないかと思う。
(それが良いものか悪いものかは人によるかもしれないけど)
ちなみにデ・ニーロもしっかりでてきました。ポスターで。
ボーイズ・オン・ザ・ラン DVD-BOX
原作未読ですが、原作が読みたくなりました。主人公はただひたすらに泥臭く
情けないのですが、ひたむきに純粋でメチャメチャ人に優しいところに感動
しました。
配役もバッチリでした。もちろん主演のoggold/2.html">丸山隆平さん・平愛梨さんもよかった
ですが、個人的には上田竜也さん、南明奈さんの演技がよかった。
上田竜也さん:最初KAT-TUNの上田竜也さんだとはわかりませんでした。だって
ボクシングがうま過ぎるもの。俳優じゃなくてイケメンのプロボクサーじゃないか
と思ったほど。彼のことを調べたらボクシングは特技だそう。なるほど、うまい
わけです。演技も気持ちが入っていてマジ感動しました。特に、人に頼らないで
自分の力で生き残るしかないんだと、父親から虐待を受けているシューマイに熱く
激しく感情をぶつけるところ。「ああ、コイツも同じ境遇だったんだなー」とすぐ
わかりました。俳優としての上田竜也さんをもっと見たいです。
南明奈さん:最初はありきたりのヒロインかと思いきや、とんでもない悪女に変身。
事務所も本人もよくこの役を引き受けたなーと思いました。チャレンジャーですね。
あまりにも悪女ぶりがハマりすぎていて地なのかなーと思ったくらい。マジ怖いです。
その他陣内孝則さんのショボくれたオヤジっぷりがよかった。でも最後は見事に
決めてくれたし、いい味出してます。昔はトレンディードラマ(死語?)によく
出演されていた陣内さん。こういう渋い役柄も似合うようになってしまったんだなー
と時代の流れを感じました。
この作品で、あきらめないことがいかに大切かを教えてもらいました。是非多くの
人に観て欲しいドラマです。
情けないのですが、ひたむきに純粋でメチャメチャ人に優しいところに感動
しました。
配役もバッチリでした。もちろん主演のoggold/2.html">丸山隆平さん・平愛梨さんもよかった
ですが、個人的には上田竜也さん、南明奈さんの演技がよかった。
上田竜也さん:最初KAT-TUNの上田竜也さんだとはわかりませんでした。だって
ボクシングがうま過ぎるもの。俳優じゃなくてイケメンのプロボクサーじゃないか
と思ったほど。彼のことを調べたらボクシングは特技だそう。なるほど、うまい
わけです。演技も気持ちが入っていてマジ感動しました。特に、人に頼らないで
自分の力で生き残るしかないんだと、父親から虐待を受けているシューマイに熱く
激しく感情をぶつけるところ。「ああ、コイツも同じ境遇だったんだなー」とすぐ
わかりました。俳優としての上田竜也さんをもっと見たいです。
南明奈さん:最初はありきたりのヒロインかと思いきや、とんでもない悪女に変身。
事務所も本人もよくこの役を引き受けたなーと思いました。チャレンジャーですね。
あまりにも悪女ぶりがハマりすぎていて地なのかなーと思ったくらい。マジ怖いです。
その他陣内孝則さんのショボくれたオヤジっぷりがよかった。でも最後は見事に
決めてくれたし、いい味出してます。昔はトレンディードラマ(死語?)によく
出演されていた陣内さん。こういう渋い役柄も似合うようになってしまったんだなー
と時代の流れを感じました。
この作品で、あきらめないことがいかに大切かを教えてもらいました。是非多くの
人に観て欲しいドラマです。
ルサンチマン(1) (ビッグコミックス)
物語の設定やストーリーのおおまかな部分は置いておいて、
細かな部分に作者の絶望と諦感、そしてそれらを受けとめて世界を理解している達観・世界観が表現されていて、
そこが最高に素晴らしい!
一読、普通の漫画として面白く読むことができるけど、その種の普遍性と、
作者の持つ不条理な世界観を自然に同居させることができているのは、
作者の技量や創作センスがずば抜けているからだ。
絵柄などは違うが、私は彼をポスト・いましろたかしに推したい!
言いたいこと、わかるかなぁ?
細かな部分に作者の絶望と諦感、そしてそれらを受けとめて世界を理解している達観・世界観が表現されていて、
そこが最高に素晴らしい!
一読、普通の漫画として面白く読むことができるけど、その種の普遍性と、
作者の持つ不条理な世界観を自然に同居させることができているのは、
作者の技量や創作センスがずば抜けているからだ。
絵柄などは違うが、私は彼をポスト・いましろたかしに推したい!
言いたいこと、わかるかなぁ?