ようやく、Yoshikiの作品が新しく出ました。
と言っても、過去のＸやプロデュースした曲やらのクラシック版がメインですが、（violet ukの？）新曲もあります。
クラシックアルバムと言ってもYoshikiのことだから何かしらの仕掛けがあるだろうとは思っていましたが、最初の曲がいきなりボーカル入りで始まったのはビックリ。そして隠しトラックもあったりして、驚きながらも嬉しく、そして何故か安心しました(笑)
やはりこのアルバムは、亡きhideさんの為に書いたwithout youに尽きるでしょう。約17分もありますが、その中で正常と狂気に行ったり来たり揺れ動く感情と、hideさんへの切なる想いが交錯して、これがオーケストラとピアノだけで奏でられているとは思えないくらい感動です。
この曲に限らずyoshikiの全ての曲は、様々な感情や想いが音に込められていて、その想いが音だけでこれだけ感じることができるのは、テクニックによる表現力ではなく、魂を込めて音楽と向き合っているyoshikiだからこそでしょう。

※カバーの解説文の転載です。

木谷上等兵は二年の刑を終え原隊に戻ってきた。なぜ自分が無実の罪に問われたか、誰が自分を陸軍刑務所に突き落としたのか？　秘密のカギを握る者は誰だ、そして真の"犯人"は！　巧みな構成の展開にしたがい"秘密"の核心は軍法会議、すなわち天皇制絶対主義のからくりに集約される。戦後はじめて、軍隊機構の末端である兵営の緻密な描写を通して日本軍国主義を批判した問題作。

※解説頁・多田道太郎

主人公と親友、幼馴染にツンデレ、親友の妹の5人組。
王道ですね。
そこに、一つ年上の巫女の先輩が加わる。
それにより、主人公たちに訪れる変革。
主人公は同じ日に3人の女子に告白される（おいおい。）
もう1人も、好きだが言いだせない。
あなたは誰と付き合いますか？
そんな感じ。

正直、一度は見たことあるような話ばかりですが、故に安定感。
シンプルイズベスト。が、似合う作品です。
展開は、読めてしまいますが、それでもやっぱり、面白い。
割とオススメです。

あくまで、王道、安定感の話なので、不満はゼロではありません。
感動！まではしませんし。
ようはそれなり。普通のエロゲーです。過信は禁物。