ドン・フェルダー自伝 天国と地獄 イーグルスという人生
グレン・フライ、ドン・ヘンリーに対する見方が、この本を読むことで変わることはなかった。天才にエゴは付きもので、この二人に比べれば普通の人ドン・フェルダーから見たイーグルスと、それを取り巻く世界を、大変興味深く読むことができた。もしこれを暴露本と言うのなら、ザ・ゴッズに対する恨みではなく、己の運命を最終的に受け入れつつ、やり場のない感情をここに吐き出したとのだと受け取った。
今でも、本心からイーグルスとしてやりたいのだろう。そして心からイーグルスの音楽を愛しているのだろう。イーグルスは自分の人生そのものだというフェルダーの声が、痛いほど伝わってくる。そして・・・
僕はフェルダーの居るイーグルスを、現在進行形で聴きたい。本当に、彼を首になんかして欲しくなかった。グレンにはならぬ堪忍をしてもらって、彼を残してもらいたかった。ランディとバーニーまでは望めないのなら、せめてザ・ロング・ランのメンバーで聴きたい。
二人のリーダーの違った側面を知ることで彼らに対する興味がさらに強まったし、ドン・フェルダーへのシンパシーも芽生えた。
これはこれでひとつの見方ということで、とくに大人のイーグルス・ファンの方々には、ぜひ読んで頂きたい。
内容とは関係ないが、この本の誤植は多すぎる。ロクに校正していないのが見え見えで、それがなければ☆5つでもよかった。
今でも、本心からイーグルスとしてやりたいのだろう。そして心からイーグルスの音楽を愛しているのだろう。イーグルスは自分の人生そのものだというフェルダーの声が、痛いほど伝わってくる。そして・・・
僕はフェルダーの居るイーグルスを、現在進行形で聴きたい。本当に、彼を首になんかして欲しくなかった。グレンにはならぬ堪忍をしてもらって、彼を残してもらいたかった。ランディとバーニーまでは望めないのなら、せめてザ・ロング・ランのメンバーで聴きたい。
二人のリーダーの違った側面を知ることで彼らに対する興味がさらに強まったし、ドン・フェルダーへのシンパシーも芽生えた。
これはこれでひとつの見方ということで、とくに大人のイーグルス・ファンの方々には、ぜひ読んで頂きたい。
内容とは関係ないが、この本の誤植は多すぎる。ロクに校正していないのが見え見えで、それがなければ☆5つでもよかった。
ベスト・オブ・グレン・フライ
80年代の音楽シーンに興味がある人には、彼とドン・ヘンリー、マイケル・マクドナルド、ケニー・ロギンスの「西海岸残党4人集」の作品は絶対おススメ。
さて、グレン・フライの本作は、イーグルス解散後のソロ発表作から、シングルカット曲を抜粋したもの。いずれも、TOP10ヒットで、心地よいメロディと抑え気味のヴォーカルが大人の雰囲気を醸し出しています。
最大のヒットは、2と4だが、どちらもサントラ盤。自身のアルバムには収録されていなかったので、往年のファンには嬉しいかも。
哀愁感漂うサックスのイントロが泣かせる名バラード9は、ライブ録音でなく原曲を入れて欲しかった。是非、オリジナル盤で聴いて欲しい、AOR系バラードの名曲。
さて、グレン・フライの本作は、イーグルス解散後のソロ発表作から、シングルカット曲を抜粋したもの。いずれも、TOP10ヒットで、心地よいメロディと抑え気味のヴォーカルが大人の雰囲気を醸し出しています。
最大のヒットは、2と4だが、どちらもサントラ盤。自身のアルバムには収録されていなかったので、往年のファンには嬉しいかも。
哀愁感漂うサックスのイントロが泣かせる名バラード9は、ライブ録音でなく原曲を入れて欲しかった。是非、オリジナル盤で聴いて欲しい、AOR系バラードの名曲。