アニメ「ドルアーガの塔」のＯＰ曲。
テンポもよくとてもノリの良い曲です。サビの部分はついつい口ずさんでしまいます。
これからどんどんメジャーになっていくであろうムラマサ☆。一度聞いておいて損はないですよ！

~この中でSilenceという曲がありますが、
この曲が象徴するようにdip in the pool のアルバムは静謐で汚れのない世界。
木村達司のつくるトラックは、 どこまでも美しく、すべてのものを漂泊してしまう、
それだけで完成された世界です。 でも閉じられたイメージも無機質な印象も受けません。
音数は少ないのに豊穣です~~ 。
広がりのあるとてもリッチな音世界なのに、 時に無音のような印象を持ちます。
雪が積もり、すべての音が吸収されてしまった朝の景色、
世の中の醜いもの、汚いものも雪に覆い尽くされ、
その一面の白い世界に立ち尽くすとき、 自分の中のノイズや歪みや澱みが溶けていき、
少しだけ透明になれた気がする。
dip in the~~ pool　の音楽は、前夜から積もった早朝の雪。
凛とはりつめた空気。
眠るときにヘッドフォンで聞いていると、天使が舞い降りてきます。
いや、あなた自身が天使となって、
羽が生えて飛んでいってしまうことでしょう。
どのアルバムもどの曲も好きですが、
やはり日本での１stアルバムの中の曲が一番好きです。~~
一言でいうなら神無き時代の賛美歌とでもいうべきでしょうか~

ラクリマ・クリスティ - Forest
1. Forest (5:21) - 作詞:TAKA/作曲:HIRO
2. Poison Rain (4:56) - 作詞:TAKA/作曲:SHUSE,HIRO,KOJI
3. Forest [Radio Edit] (3:34)
Toy's Factory, Tokyo, Japan [8cm CD Single] TFDC-28065 [1997-03-12] 971 Yen | Barcode(JAN/EAN):4988061280653.

メジャー・デビュー前のインディーズ時代から名曲としてファンに愛されてきた「Forest」が、トイズより遂にメジャー販路に乗ったシングル。駆け落ちしてきた二人が、朽ち果てた礼拝堂で愛を誓い合う、という感じの、物語性のある詞が良い。キャッチーでPOPなメロディーも、雰囲気にぴったり。

♪霧のレクイエムに揺れる 最後のミサさえ 過去に置き忘れて
♪錆びれた礼拝堂には 外れかけのドア 外は静かな雨が

この詞はなかなか書けないと思う。「キリストの涙」というバンド名らしい「聖なる響き」が、雰囲気作りに貢献している。現在は舞台でも活躍する長身のイケメン:TAKA。澄んだハイトーンは、この曲の最高音でもまだ余裕がある程、驚異的な最高到達点を持つ。

変拍子を涼やかに決めるカップリング曲「Poison Rain」も、A面の付け足し以上の存在感。「ゴシック」のディープさを加味し、爽やかな「Forest」とは別の一面を見せる。

A面「Forest」のラジオ用短縮版も収録した全3曲は、いちシングルを超えた充実作だ。一般的には「With-you」が一番有名だが、文学性という意味では、「Forest」が一番完成度が高いのではないか？と思っている。