今回この短編はあとがきを見て、読もうと決めた。これは友達から借りた１００冊のうちのひとつだ。
この作品は私の中ではとても好きなというか、自分の人生を「納得」させるのにとてもいい材料のひとつになる作品になった。
この作品の女性達はみな、欲しい部分をちょっとずつ内包している。
だが、この作品の女性達は不満や不安を抱えている。
この作品を読んでいて、「私はこれでもいいんだ」と感じさせられた。
またわたしのこころをとらえた言葉は「安心」の中の「ほんとの安心なんかどこにもない」だった。
私が今まさに安心したがっているので、この言葉の真実性を痛感せずにはいられなかった。
「ほんとの安心なんかどこにもない」
それでも安心を得るために私は生きていくのだと思う。

普通の大学生があることをきっかけに貧困の底辺に向かって落ちていく半年間のお話。
役者は素晴らしく主人公の中村蒼の顔も性格も、当初は甘すぎるのが気になっていたが、
落ちていくたびに悲壮感が感じられて良かった。ホストクラブ経営者役の金子ノブアキも良かったが、
なんといっても大塚千弘。海外の女優さんは名の通っている人でも必要があれば行うが、
日本人の女優がやらない濡れ場を大胆いや男前にやり切っていたのがとても良かった。
そして最後のシャンパンコールにグッときました。

このお話で伝えたいことはわかりましたが、気になったところがあります。
主人公が警察に「ランボー1」のような形で連行されるシーンがあり役所には
不信感があるのもしれないが、気になることは生活保護を申請するシーンを無いこと。
申請した後に拒否されれば、先が見えない感じをより引き出すことができたはず。
このテーマを扱うのであれば避けては通れないことだと思うのですが...

お話は気になるところがありましたが、
駅前でよく見る正しいティッシュの配り方やホストの裏側など
細かいところが結構面白かったり、
役者がよかったです。

試験開始とほぼ同時期に発売された初の教科書ということで、期待していましたが　・・・　教科書？と呼ぶには、ちょっと解説が不親切。

内容は網羅されているように感じますが、ちょっと読みにくいのが気になります。
最初にXML文書を見せておいて、そこから数ページはそのXML文書を使ったクエリーなんかを例題形式で解説しているため、何度も何度も前のXML文書が載っているページまで戻る必要があり、テンポ良く学習できません。
それから、最後の模擬試験だけで出てくる計算問題では、解説が「こう計算します」のみで後は計算式だけが書いてある。っていうのもいただけません。

教科書なんですから、もうちょっとわかりやすく解説して欲しかった。
というわけで、初の対策本なんで星４つにしたいところだけど、星3つ。

（私は、アセンブラ、C、C++経験のある中年SEです。VC++のWindowsプログラミングは全く初めてで多くの文献を読みましたが、固くなった頭では全く理解できず苦労しました。今は一応初級レベルを超えたようなので、初心者のために簡単に書評を書きました。）
自分でサンプルプログラムを入力する場合の手順が、説明が含まれていて長文になることがあり、読むのに時間がかかるのが難点。手順と、説明を分けて欲しいものだ。各章の初めに「章のテーマ」、各節に「学習のポイント」が書かれているが、なかなか読み取れるものではないので、正面きって読むよりは、CD-ROMで提供されているサンプルプログラムを動かして、MFCの特徴や雰囲気を感じとってしまうほうがよい。手っ取りつかむには「買い」の１冊。

死んだ人が突然蘇えったらというテーマで
タイムスリップ物と同じなのですが、
脚本と演出が優れていて、シンプルなのが
かえって涙を誘います。

大どんでん返しはシックスセンスと似てますが・・・