人形の全体図がを見たいという方にはお勧めできませんが、写真集としてはとても素敵なものだと思います。 撮影者の手法によって、一人一人の魅力や個性を上手に一枚の写真に収めている……と、私個人は感じました。 購入して良かったです。

怪物は、父親や花嫁による承認、愛情を求めているだけであり、彼への虐待が彼の暴力を一方的に引き起こしているだけである。これが、フランケンものの本質である。

世間では、前作よりもこの『フランケンシュタインの花嫁』（1935）の方が評価が高い。続編としてのスムーズな展開や、プレトリウス博士が見せる小人達の合成技術の素晴らしさ、怪物の花嫁の奇抜なデザインセンス等、前作以上に素晴らしい点が多々見受けられる作品である。
とはいえ私の好みはかなり偏屈であるので、世間の評価に従うならば、いわゆる娯楽的な怪奇映画としての完成度は本作は非常に高い。前作と合わせて見ることをお薦めする、怪奇映画の古典的名作である。

ガラス瓶に入れられた、小人たちの特撮が素晴らしい。コミカルな要素も少し取り入れて、前作を上回る作品になっていると思います。何しろこれまで持っていたワンコインDVDの画質が、あまりにも悪かった。でも、このユニバーサル製のDVDなら、十分に堪能できる。モンスターのメイクが、前作と少し違っているように思っていたら、映像特典のメイキング（約３９分）を見てわかりました。このメイキングがとても良い。これを見てからもう一度見直したら、さらに面白く感じました。

欲しい物が手に入りました。とても嬉しいです。有難うございます。