氷の世界ツアー2014 ライブ・ザ・ベスト(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)
Blu-rayは今年の6月にスカパーで放送された曲目、カメラワークで大部分が構成されている。
コーラスで参加している女性2人(澤田かおり・Lyn)が非常に素晴らしい。ライブの華でありながらも、今回のツアーの完成度を高めているように思える。
特に「氷の世界」では陽水のブルースハープとLynのパワフルなコーラスが孤独感と焦燥感を増幅させていて狂気さえ感じさせる。「愛されてばかりいると」「眠りにさそわれ」などでも舞台照明効果も相俟って2人のコーラスが華やかな余韻を残してくれる。
また、カメラワークと編集にも拍手だ。「ジェニーMy love」で陽水越しに澤田かおりを捉えるフレームやフォーカスなどは、楽曲にある男女間を彷彿とさせるようで絶妙である。
MCはスカパーで放送されたもの以外も収録。当日の会場(NHKホール)で見ていた人には記憶が鮮やかに蘇り、テレビ放送視聴者にも嬉しいサプライズ!
また、ボーナススライド(BM「長い坂の絵のフレーム」)には、舞台裏風景や陽水の何気ない佇まいをカットしており、これもファンにとっては嬉しいプレゼントとなっている。
CDは「LOVE」で陽水の硬質で力強い高音が味わえる。
非常に個人的な意見だが、「The Long And Winding Road」は22日のテイクの方が遥かに良かったように思える(映像化されなかったのが残念である)。収録曲は23日のテイクらしい。
この2曲は会場によっては歌わなかったので貴重かもしれない。
名盤「氷の世界」を軸に展開するライブであるだけに、当時の購入者層や古くからのファンには感慨深いライブCDと映像となっている。
さすがの陽水も年齢からくる声質の変化やボーカルコントロールの難が随所に見られるが、そのようなことを凌駕して圧倒する唯一無二の存在感にシビレルこと間違いなしである。
コーラスで参加している女性2人(澤田かおり・Lyn)が非常に素晴らしい。ライブの華でありながらも、今回のツアーの完成度を高めているように思える。
特に「氷の世界」では陽水のブルースハープとLynのパワフルなコーラスが孤独感と焦燥感を増幅させていて狂気さえ感じさせる。「愛されてばかりいると」「眠りにさそわれ」などでも舞台照明効果も相俟って2人のコーラスが華やかな余韻を残してくれる。
また、カメラワークと編集にも拍手だ。「ジェニーMy love」で陽水越しに澤田かおりを捉えるフレームやフォーカスなどは、楽曲にある男女間を彷彿とさせるようで絶妙である。
MCはスカパーで放送されたもの以外も収録。当日の会場(NHKホール)で見ていた人には記憶が鮮やかに蘇り、テレビ放送視聴者にも嬉しいサプライズ!
また、ボーナススライド(BM「長い坂の絵のフレーム」)には、舞台裏風景や陽水の何気ない佇まいをカットしており、これもファンにとっては嬉しいプレゼントとなっている。
CDは「LOVE」で陽水の硬質で力強い高音が味わえる。
非常に個人的な意見だが、「The Long And Winding Road」は22日のテイクの方が遥かに良かったように思える(映像化されなかったのが残念である)。収録曲は23日のテイクらしい。
この2曲は会場によっては歌わなかったので貴重かもしれない。
名盤「氷の世界」を軸に展開するライブであるだけに、当時の購入者層や古くからのファンには感慨深いライブCDと映像となっている。
さすがの陽水も年齢からくる声質の変化やボーカルコントロールの難が随所に見られるが、そのようなことを凌駕して圧倒する唯一無二の存在感にシビレルこと間違いなしである。
伝説 トキワ荘の真実 (グループ・ゼロ)
何十年ぶりだろうか、長谷氏のマンガ。筒井康隆原作の「マンガ版東海道戦争」を懐かしく思い出した。
タイトルの「真実」は誤解を生むだろう。本著は寺田ヒロオの断筆から死へ至る責任の一端をトキワ荘に問う、寺田の親友で劇画家の棚下照生と著者との架空ディベートが主題の作品である。
トキワ荘時代の想い出を偲ぶだけの回想録ではありません。長谷氏は筆の立つ漫画家なので、多くの評論評伝が出版されています。藤子不二雄「まんが道」とは全くアプローチの異なるマンガですので面白かったです。
タイトルの「真実」は誤解を生むだろう。本著は寺田ヒロオの断筆から死へ至る責任の一端をトキワ荘に問う、寺田の親友で劇画家の棚下照生と著者との架空ディベートが主題の作品である。
トキワ荘時代の想い出を偲ぶだけの回想録ではありません。長谷氏は筆の立つ漫画家なので、多くの評論評伝が出版されています。藤子不二雄「まんが道」とは全くアプローチの異なるマンガですので面白かったです。
漫画に愛を叫んだ男たち トキワ荘物語
冒頭から一気に読んでしまいました。自分自身が、まさしくこの本に登場する漫画家たちの作品とリアルタイムに育ってきた年代であり、自分の少年時代がよみがえってくるようでした。
「まんが道」も連載中から読んでおり、当時トキワ荘時代の漫画家たちがテレビでとりあげられ、よく特番が放映されていたことも思い出しました。
つのだじろうさんも似たようなマンガを少し連載してましたね。
神様とよばれ、天才の名をほしいままにした数々の漫画家たち。しかし彼らは死の直前まで締め切りに追われペンを取り続けた、その過酷な末路にマンガというもののすごさを感じてしまいました。
「まんが道」も連載中から読んでおり、当時トキワ荘時代の漫画家たちがテレビでとりあげられ、よく特番が放映されていたことも思い出しました。
つのだじろうさんも似たようなマンガを少し連載してましたね。
神様とよばれ、天才の名をほしいままにした数々の漫画家たち。しかし彼らは死の直前まで締め切りに追われペンを取り続けた、その過酷な末路にマンガというもののすごさを感じてしまいました。
ライヴ・イン・ハトヤ
噂には聞いていましたが、今回初めて拝聴する事が出来ました。いやぁ、凄いですね!最高の名盤(迷盤!)です!!口上でのタモリさんもメチャクチャ、暴言のオン・パレードです!構成についてはショックでした。“こういうアルバムもあるんだなぁ…”と衝撃を受けました。ギャグ盤な筈なのにバカに出来ないのが歌です。全曲素敵です。ハトヤのテーマから始まり、優柔不断音頭までどれも素敵です!伊東鳩子さん(笑)も聴かせてくれます。名曲でした!とにかく買って損なしです。“ちょくそ”する気になりません(笑)!!