ある意味難解なアレンの文章を、とても読みやすく翻訳してあって、好感が持てる一冊。そしてなによりわかりやすい。
内容は他のアレン本と通じる部分、あるいは重複してる部分もあるが、持っていて時々開くにはとてもよい本と思う。

フランスのメロパワバンド、ヘヴンリーの4th。

フランス版GAMMA RAYともいうべき、クサメロ&疾走サウンドで人気をよんでいたが、正直、過去3作は楽曲、演奏でのトータルなクオリティにはやや難があった。

今回もそのスタイルは不変ながら、楽曲はよりパワフルになり、もはやＢ級臭さはほとんどない。

軟弱系のクサメロが好きだった向きには、このいわば「普通」になったサウンドにはやや失望があるかもしれないが、全体を聴き通せるくらいにクオリティアップしたのは間違いない。

ただ、メロディがあまりにもガンマレイすぎてオリジナリティは希薄。

基本的にグラマーな女子が多く描かれてあり、最後の方で貧乳スレンダー女子が登場します。ストーリーは、女子からすれば不本意な相手との合体があったり、権力に任せて多人数で…、みたいなものもあり、ラブラブな展開は期待しないでください。あと、オーディオDVDですが、巻頭1ページに封入されていますので、それを踏まえて保管されると良いと思います。正直、私には不用でした。

異常に仲良くなった、空想癖のある少女ポウリーンとジェニーが、心配した親たちに引き離されそうになります。二人はポウリーンの母親が元凶と思い込み・・・という、1954年にニュージーランドのクライストチャーチでおきた実話に基づいた映画。18歳以上限定とされている割には、グロテスクなシーンは最後のほんの一部だけでした。1994年制作なのに幻想的なシーンは古さを感じさせないし、タイタニック以前のケイトウィンスレットはちょっと新鮮だし、1950年代ニュージーランドの街、生活や女子校の様子も興味深いし、となかなか面白い作品だと思いました。この映画の監督が後日ロードオブザリングやホビットを制作した、というのも納得できる出来ばえです。
ただ、意外なことに日本語はもちろん英語の字幕も付いていませんでした。英語自体は聞き取りやすい作品でしたが、細かい点で理解できなかったところが結構ありました。UK版のDVDを購入したので、この商品自体にはついている可能性がないわけではありませんがASIN: B00525YREIという番号は共通だったので、字幕なしの可能性が高いと思います。

値段の安さで購入しました。その割には良かったと思います。
直接オイルをたらすタイプよりソフトです。