プリパラ Stage.1【DVDオリジナルプロモマイチケ付[ミュージカルリボン ステージブラウス]】
天真爛漫な可愛らしさをもった女の子、真中らぁらちゃんの物語。現在は、第10話まで放送されています。
らぁらちゃんだけでなく、出てくる女の子はみんな可愛いのがポイントです。笑いあり、友情あり、シリアスありの物語で、大人でもごく自然に楽しんで視聴できる、時間を忘れて楽しめる数少ないアニメです。
このプリパラというのは、2011年から放送されている、プリティーリズムという女児向けアニメの第4シリーズですが、過去シリーズとの繋がりはほぼありません。
女児向けの作品ということで、世間的な知名度はそれほどではありませんが、プリパラの前シリーズは、ニコニコ生放送のアンケートにおいて、37話連続で90%以上の「とてもよかった」を獲得したこともある名作だったりします。
個人的には、プリパラはキャラクター推しのアニメだと思っています。作中には、これでもかというぐらい個性的な人物が登場します。それぞれのキャラについて述べていきますと、
真中らぁら――明るくて、活発で、友達想いな小学5年生。良くも悪くも向こう見ずな面があり、主人校然としたキャラクターです。世間的に理想とされる人格について、その善なる面をおおよそ持ち合わせています。
南みれぃ――頭脳明晰、成績優秀で、しかも風紀委員長という真面目キャラです。ところで、ネタバレを避けるかたちで申しますと、彼女には二面性があります。そのギャップが、視聴者にとっての強烈なキャラ付けと、なにより女性としての魅力を提供するのです。当作品における、シリアスな笑い担当でもあります。
北条そふぃ――第1話の開始時点で、すでに有名アイドルとして活動しています。初登場時には、主人校まで含めて周りの憧れの的だったのですが、あることがきっかけで、らぁらは彼女の秘密を知ることになります。プリパラという物語の要素のひとつとして、彼女自身の内面が変化していく過程があります。
北と南と中央という意味が込められた名前だと思うのですが、最終話まで見てみると、その意味が分かるのかもしれません。
そして、シナリオの傾向ですが、全編を通してギャグテイストで進行します。今シリーズの監督は、森脇真琴さんという方で、2011年にジュエルペット サンシャインという女児向けアニメの絵コンテを描いていました。視聴者に(狂った)笑いを提供することが得意な方のようで、個人的な話で恐縮ですが、ジュエルペットが放送していた時期に、コーヒー用のランチョンマットを2回ほど取り替えることになりました。
子どもの目線で見たら面白く、大人の視点で見ても退屈しない、というのはプリティーリズムシリーズにおける脚本・演出のいいところだと思います。例えば、3月まで放送していたプリパラのひとつ前のシリーズ(レインボーライブ)でも、女子中学生がドリフのネタを繰り返す回があったり、同じく昭和に流行った曲を歌おうとしていました(ジン・・・♪ ジン・・・♪)。今作でも、あらゆる方面から視聴者を笑わせにきていますが、そこらへんは視聴してのお楽しみです。
ところで、前シリーズまでに共通する傾向として、明るい雰囲気で作りながらも、一部の登場人物に対して残酷な試練を課すというものがあります。まだ序盤ですので、今後なにが起こるかは分かりませんが、キャラクターの精神的成長というのは、プリティーリズムシリーズには欠かせない要素ですので、今回も期待させて頂きます。
恐縮ながら、私のレビュー評価は見てのとおり5つ星です。その理由としまして、プリパラの一体なにを最も評価したのかと言いますと、子どもと一緒に視聴できるということです。恥ずかしながら、当方、息子と娘がおります。毎週土曜日に、プリパラを視聴する時間が楽しみで仕方ありません。初めの頃は退屈でしたが、今では親子で楽しい時間を共有できる数少ない機会です。
それに気が付いたきっかけは、ひとつ前のシリーズであるプリティーリズム・レインボーライブでした。私というのは、もうおっさんと呼ばれるような年齢なのですが、第25話(べる様の回です)を見ている時、不覚にも泣きました。子どもたちは普通に見ていましたが、あの時の私は紛れもなく、登場人物が成長していく姿に感動することで、涙を流していたのです。しょせんはアニメのキャラクターだろうと言われれば、もちろんそうなのですが、それでも――親馬鹿ではありますが、自分の子どもたちが成長していく姿と重ねてしまうのです。
最後になりますが、こんなに素晴らしい作品と出会えたことを幸運に思います。このプリパラという作品は、はっきりいって面白いです。
らぁらちゃんだけでなく、出てくる女の子はみんな可愛いのがポイントです。笑いあり、友情あり、シリアスありの物語で、大人でもごく自然に楽しんで視聴できる、時間を忘れて楽しめる数少ないアニメです。
このプリパラというのは、2011年から放送されている、プリティーリズムという女児向けアニメの第4シリーズですが、過去シリーズとの繋がりはほぼありません。
女児向けの作品ということで、世間的な知名度はそれほどではありませんが、プリパラの前シリーズは、ニコニコ生放送のアンケートにおいて、37話連続で90%以上の「とてもよかった」を獲得したこともある名作だったりします。
個人的には、プリパラはキャラクター推しのアニメだと思っています。作中には、これでもかというぐらい個性的な人物が登場します。それぞれのキャラについて述べていきますと、
真中らぁら――明るくて、活発で、友達想いな小学5年生。良くも悪くも向こう見ずな面があり、主人校然としたキャラクターです。世間的に理想とされる人格について、その善なる面をおおよそ持ち合わせています。
南みれぃ――頭脳明晰、成績優秀で、しかも風紀委員長という真面目キャラです。ところで、ネタバレを避けるかたちで申しますと、彼女には二面性があります。そのギャップが、視聴者にとっての強烈なキャラ付けと、なにより女性としての魅力を提供するのです。当作品における、シリアスな笑い担当でもあります。
北条そふぃ――第1話の開始時点で、すでに有名アイドルとして活動しています。初登場時には、主人校まで含めて周りの憧れの的だったのですが、あることがきっかけで、らぁらは彼女の秘密を知ることになります。プリパラという物語の要素のひとつとして、彼女自身の内面が変化していく過程があります。
北と南と中央という意味が込められた名前だと思うのですが、最終話まで見てみると、その意味が分かるのかもしれません。
そして、シナリオの傾向ですが、全編を通してギャグテイストで進行します。今シリーズの監督は、森脇真琴さんという方で、2011年にジュエルペット サンシャインという女児向けアニメの絵コンテを描いていました。視聴者に(狂った)笑いを提供することが得意な方のようで、個人的な話で恐縮ですが、ジュエルペットが放送していた時期に、コーヒー用のランチョンマットを2回ほど取り替えることになりました。
子どもの目線で見たら面白く、大人の視点で見ても退屈しない、というのはプリティーリズムシリーズにおける脚本・演出のいいところだと思います。例えば、3月まで放送していたプリパラのひとつ前のシリーズ(レインボーライブ)でも、女子中学生がドリフのネタを繰り返す回があったり、同じく昭和に流行った曲を歌おうとしていました(ジン・・・♪ ジン・・・♪)。今作でも、あらゆる方面から視聴者を笑わせにきていますが、そこらへんは視聴してのお楽しみです。
ところで、前シリーズまでに共通する傾向として、明るい雰囲気で作りながらも、一部の登場人物に対して残酷な試練を課すというものがあります。まだ序盤ですので、今後なにが起こるかは分かりませんが、キャラクターの精神的成長というのは、プリティーリズムシリーズには欠かせない要素ですので、今回も期待させて頂きます。
恐縮ながら、私のレビュー評価は見てのとおり5つ星です。その理由としまして、プリパラの一体なにを最も評価したのかと言いますと、子どもと一緒に視聴できるということです。恥ずかしながら、当方、息子と娘がおります。毎週土曜日に、プリパラを視聴する時間が楽しみで仕方ありません。初めの頃は退屈でしたが、今では親子で楽しい時間を共有できる数少ない機会です。
それに気が付いたきっかけは、ひとつ前のシリーズであるプリティーリズム・レインボーライブでした。私というのは、もうおっさんと呼ばれるような年齢なのですが、第25話(べる様の回です)を見ている時、不覚にも泣きました。子どもたちは普通に見ていましたが、あの時の私は紛れもなく、登場人物が成長していく姿に感動することで、涙を流していたのです。しょせんはアニメのキャラクターだろうと言われれば、もちろんそうなのですが、それでも――親馬鹿ではありますが、自分の子どもたちが成長していく姿と重ねてしまうのです。
最後になりますが、こんなに素晴らしい作品と出会えたことを幸運に思います。このプリパラという作品は、はっきりいって面白いです。