「梟の拳」や「幻の女」で日本のハードボイルド作品に鮮烈な足跡を残した作者の最新ハードボイルド。それは熟達の味が嬉しい一作に仕上がっていた。
心に闇を抱えた主人公が、殺し屋に魅せられ、殺し屋を追っていく過程の切なさが胸をうつ。しかし、そこはストリーテラーとしても際立った腕を持つ作者のこと、スピーディーでサスペンスに溢れた展開も、二転三転するどんでん返しも用意されている。主人公と一緒に謎を探る、「駄目ヤクザ」の烙印を張られたヤクザの兄弟も、素晴らしい持ち味を示している。この兄と主人公が最後に交わす会話に、私は涙がとまらなかった。
今年一押しのハードボイルド作品だ。

相手役の女優が濱田まり?さんに似てました。ジム&バスターズの兄弟は顔がかなり似てましたがまさか実の兄弟?

鬱展開・寝取られ展開なしの王道恋愛漫画

堺暎太･･･父親同士が不仲で隣の娘(まりあ)とは仲良くするなと言われ、逆に意識し始め恋をする。
生徒会会長。初体験の相手は葵。

井上まりあ･･･暎太と同じ経緯で意識し始め恋をする。生徒会書記。

葵･･･暎太・まりあ・葵の3人は幼馴染。暎太に惚れていて告白するも玉砕。でも諦めず、暎太で初体験を完了。

大泉･･･葵が好きだが、葵の恋のサポートをしている。

堺・井上父････堺母をめぐって恋敵同士だった。現在進行形で仲が悪い。作中でもっとも子供な大人たち。
最後の特別編？で堺井上母父の過去が描かれてます。
ま、仲が悪くなるのも納得です。が子供を巻き込むなｗ

堺・井上母･･･父親達と違い、子供たちの交際に文句はない。

良くも悪くもよくある設定でストーリー展開もありきたりだと思います。
王道の恋愛漫画が好きな人にはありだと思います。
セックス描写がありますので嫌いな人は注意。

奇想天外というより、もしかしたら身の回りに起こりそうな不思議な物語りが８編あって、飽きない。
何度も読み返したくなる。