モア・ミュージック・フロム・カーネギー・ホール
アランフェスは、重たい追悼曲で、ウォーキンのほうが、
聴きやすい。映画の主題曲にもなったと思いますが、
私は、全然知らなくて、マイルスのどれがいいとかわからない。
聴きやすい。映画の主題曲にもなったと思いますが、
私は、全然知らなくて、マイルスのどれがいいとかわからない。
デヴィッド・クローネンバーグ DVD-BOX
予算がなかったのか、カーペンターのようなB級感があって深夜に放送されたら夢中で見るタイプの映画です。とにかく画質がキレイでビックリしました。スキャナーズとブルードもBlu-ray発売予定です。
シュープリーム・セッションズ [DVD]
コルトレーンの演奏をビデオで見ることができる、というだけで感激してしまいます。テナー・サックスの持ち方、マウス・ピースのくわえ方、そしてブローしているコルトレーン。ソプラノ・サックスへ持ち替えた時の求道僧のような表情がいいですね。
マッコイ・タイナーのピアノの弾き方も個性がありました。ちょうどグレン・グールドのような姿勢と指使いかな、と思いましたが。
1959〜63年の間に行なわれたカルテットや他のメンバーとの演奏を収めています。
帝王マイルス・デイヴィスとのセッションの緊迫感もなかなかのものです。マイルスの目の鋭さが他のメンバーとは全く違うのに驚きますし、オーラが漂っていました。メンバーの演奏中にそでに引っ込み煙草をくわえて眺めているマイルスの珍しい演奏風景も収録されています。
途中の映像は、ギル・エヴァンスのオーケストラと主役のマイルス・デイヴィスのセッションにコルトレーンもいます、といった扱いでした。貴重な映像なのは間違いありません。
後半は、またコルトレーンが中心で、ソプラノ・サックスを軽やかに奏でている「My Favorite Things」には感激しました。CDでは何回も聴いてきた演奏ですが、真剣に吹いている姿がたまりません。当然CDとは若干演奏が異なりますが、ここでの演奏もステキな雰囲気が漂っています。エリック・ドルフィの巧みなフルート演奏は、とても巧いですし、これも素晴らしいジャズだと思いました。
映像は全てモノクロです。音質はCDと比較すると劣ります。それを超える映像の魅力がありますので。エリック・ドルフィ、エルヴィン・ジョーンズ、ジミー・ギャリソン、ポール・チェンバー、ジミー・コブなどモダン・ジャズの全盛時代のミュージシャンの姿を知りませんので、最後まで楽しめました。
マッコイ・タイナーのピアノの弾き方も個性がありました。ちょうどグレン・グールドのような姿勢と指使いかな、と思いましたが。
1959〜63年の間に行なわれたカルテットや他のメンバーとの演奏を収めています。
帝王マイルス・デイヴィスとのセッションの緊迫感もなかなかのものです。マイルスの目の鋭さが他のメンバーとは全く違うのに驚きますし、オーラが漂っていました。メンバーの演奏中にそでに引っ込み煙草をくわえて眺めているマイルスの珍しい演奏風景も収録されています。
途中の映像は、ギル・エヴァンスのオーケストラと主役のマイルス・デイヴィスのセッションにコルトレーンもいます、といった扱いでした。貴重な映像なのは間違いありません。
後半は、またコルトレーンが中心で、ソプラノ・サックスを軽やかに奏でている「My Favorite Things」には感激しました。CDでは何回も聴いてきた演奏ですが、真剣に吹いている姿がたまりません。当然CDとは若干演奏が異なりますが、ここでの演奏もステキな雰囲気が漂っています。エリック・ドルフィの巧みなフルート演奏は、とても巧いですし、これも素晴らしいジャズだと思いました。
映像は全てモノクロです。音質はCDと比較すると劣ります。それを超える映像の魅力がありますので。エリック・ドルフィ、エルヴィン・ジョーンズ、ジミー・ギャリソン、ポール・チェンバー、ジミー・コブなどモダン・ジャズの全盛時代のミュージシャンの姿を知りませんので、最後まで楽しめました。
アット・カーネギー・ホール
マイルス・デイヴィス (Miles Davis 1926年5月26日〜1991年9月28日) は、アメリカ合衆国イリノイ州アルトン生まれのジャズ・トランペット奏者。クール・ジャズ、ハード・バップ、モード・ジャズ、エレクトリック・ジャズ、フュージョンなど時代を先取りした音楽性でジャズ界を牽引する。音楽の活動期間も1940年代、50年代、60年代、70年代、80年代と長く、どの年代も同じものがなくクリエーターとしての手腕もずば抜けていた。アルバムは1961年5月19日、カーネギー・ホールでのギル・エヴァンスとの共演ライブ。とうとうここまできたマイルス、1891年5月5日作曲家チャイコフスキーのコンサートがこけらおとしされた場所、ジャズでもベニー・グッドマン、デューク・エリントンなどの超大物がかつて演奏したホール。演奏内容はオーケストラとのコラボは今ひとつノリがないがクインテットだけの演奏では、がぜん張りきった。暗い地下の酒場から這い上がってきたゾンビ達、さすが百戦錬磨のミュージシャン。テナーのハンク・モブリー、ピアノのウイントン・ケリー、ドラムのジミー・コブ、特にベースのポール・チェンバースは凄いノリで気持ちいい。ただ親方マイルスはいたって冷静、やはり全体としての調和を気にしていたのかもしれない。カーネギー・ホールに鳴り響いたマイルスの「Someday My Prince Will Come」、これを聴くだけでもこのアルバムの価値は充分にある。
(青木高見)
(青木高見)
マイルス・デイヴィス青の時代 (集英社新書 523F)
モダン期のマイルス、及びその周辺の大体の動きは知ってはいたが、
その辺りが細かく検証されていて、興味深く、面白く読むことができた。
あらためてこの時期のマイルスの作品を聴きなおしたくなった次第。
その辺りが細かく検証されていて、興味深く、面白く読むことができた。
あらためてこの時期のマイルスの作品を聴きなおしたくなった次第。