リアリー?!
(1)ビッグ,ビッグ・ランド
(2)虚構のヤムヤム
(3)な・り・た・いワタシ
(4)真夜中の太陽
(5)トランスファーレー
(6)5回目のさよならをもう一度
(7)SUTEKI-NA-MUSIC
(8)なんでも,クリスタル
(9)NASTASIA
(10)水の手
(2)虚構のヤムヤム
(3)な・り・た・いワタシ
(4)真夜中の太陽
(5)トランスファーレー
(6)5回目のさよならをもう一度
(7)SUTEKI-NA-MUSIC
(8)なんでも,クリスタル
(9)NASTASIA
(10)水の手
SHIAWASE
古楽/民族音楽をアレンジすることの多かったVita Novaだが、最近のアルバムではオリジナル曲を中心とした構成に切り替わってきた。
副プロデューサーたる上野洋子の趣味に由るものか、複数の女声による声楽的ハーモニー主体の曲が多い。また、伴奏にリコーダーを多用するなど一般的な「ポップス」とは一線を画す曲調も特徴的。
どちらかというと、流行りの音楽を聴かない人にお薦めしたい。
副プロデューサーたる上野洋子の趣味に由るものか、複数の女声による声楽的ハーモニー主体の曲が多い。また、伴奏にリコーダーを多用するなど一般的な「ポップス」とは一線を画す曲調も特徴的。
どちらかというと、流行りの音楽を聴かない人にお薦めしたい。
Shall we ダンス?
映画も良いが、これは出来の良い楽しいサウンドトラックだ。音楽担当の周防義和については簡単な経歴が載っているが、彼はちょっとフランス風のエスプリがきいたこの独特のイディオムをどこで身につけたのだろうか。「杉山のテーマ」や「舞のテーマ」を聴いていて真っ先に頭に浮かぶのはミッシェル・ルグランやフランシス・プーランクなどのフランス近代の作曲家である。ちょっと、エンニオ・モリコーネやレナード・バーンスタインを思い出させる部分もある。いろいろな音楽的要素を吸収しても、それをほぼ完全に自分の音楽として出すのは容易ではないが、周防はそれを高い次元で達成している。これほど、映画と音楽が自然にマッチした作品も珍しいが、このアルバムを聴いていると映画の様々な場面が眼前に繰り広げられているような気分になる。映画から離れて独立した音楽アルバムとして聴いても本当に楽しい。