ひまわり《デジタルリマスター版》 [DVD]
私はこの作品を今は亡き母と観ました。母は戦前満州で暮らしていましたが、ソ連が日ソ不可侵条約を一方的に破棄し、満州に侵攻してきた時に、残虐非道を行ったのですが、それが中国の日本人残留孤児の人々が悲惨な運命をたどった原因だそうです。ともかく、そこから命からがら引き上げてきた母は、その途中でアントニオと同じような運命となる日本兵がいたと言っていました。また日本に残された女性達もジョバンナと同じような運命の人がたくさんいたそうです。戦争は悲惨です。母はこの映画をよく思い出して。「悲しいけどいい映画だね」と言っていました。平和っていいですね。

今、完全訳とか、新訳とかいろいろなバージョンの日本語版が出版されていて、村岡花子のものは、話に省略がある、名前の発音が違う(アンの引き取られた家の名字が本作ではクスバートだが、今出ているのはカスバートが多い)など、欠点をいろいろ上げられているのが残念でならない。
日本語版『赤毛のアン』は、新潮文庫の村岡花子訳で決まりである。これ以上の作品はないと思う。美しい話し言葉、豊かな描写力、何もかもこの村岡訳でこそ味わえる。
いかにも昭和20年代の、品のよい家庭の子女が読む名作だなあと思わせる。物語の古さが、そのまま訳の日本語の古めかしさにちょうどいい。

E-moteで立ち絵が本当によく動きます。
ポーズや表情がコロコロ変わるので、見ていてすごく楽しくて、かつ愛らしいです。
最近ではアニメーションを取り入れたADVも増えてきましたが、その中でも立ち絵の動きの良さは突出していると思いました。
奇人変人ばっかりだけど、ほどほどに思慮や常識はわきまえていて、不快感を感じさせないキャラ付けも好印象。
個別ルートに入ってからのシナリオの起伏が少し弱かったり、くっついてからのイチャラブイベントがもうちょっと長いといいなあとか、
細かな点がいくつか気になったものの、全体的には悪くなかったです。
このブランドは今後もE-moteゲーに特化してほしいなあ、と思える一本でした。

式次第の印刷のため購入しました。
急ぎ必要な商品でしたが、早急に対応してくださり大変助かりました。
用紙は表裏はあまり違いがなく両面印刷が可能でした。
特厚口だと裏が若干透けるかんじですので、裏が全く見えないようにしたい方はもう少し厚手でもよいかもしれません。