大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE [Blu-ray]
ウルトラの国を舞台に繰り広げらる大怪獣バトル。本作のイメージの出発点となったのは、小学館の学習誌で連載された「ジャッカル対ウルトラ兄弟」だろうと思う。その作品の作者である漫画家内山まもる先生と
初代ウルトラマンのスーツアクターである古谷敏氏がゲストで出演されている。
オーディオ・コメンタリーでご覧頂くと、70年代ウルトラ漫画の第一人者と日本で初のウルトラマンになった方がとても面白いサプライズとして参加されている。これも、この映画の数多のアイデアの一つ。
この作品を制作にあたり、招へいされた坂本監督、コンセプトを切り盛りされた岡部Pの大立ち回りで、今まで見たことのないウルトラマン・サーガが紡がれている。
直近のテレビシリーズ「大怪獣バトル」「ウルトラマンメビウス」の要素と新登場する「ウルトラマンゼロ」の登場編、45年に及ぶウルトラシリーズは新しいクリエイターにより次なるステップを確実に踏んだといえる。到達点ではなく、円谷プロという老舗が持つウルトラマンという金看板は時代ととともに成長する
命題を抱えているのだからこその、ひとつのアプローチとして強く賛同する。
坂本監督によれば、舞台となる「光の国」の成り立ちを、古くは金城哲夫氏のメモや第2次ウルトラ放送中に発行された書籍、掲載記事まで参考に準備したという。
これだけの物量で登場する怪獣たち初め、合成素材、良くも悪くも過去のシリーズの縛りも加味しながら、
スタントアクションと膨大なカット数。アクションスタント出身の坂本監督の持ち味は国内初監督ながら、
そのスピード感に圧倒される。
コメンタリーで短い制作期間と言われているが、それが各セクションのスタッフのアイデアの提出により補って余りある成果として結実したのは幸いというが、映画作りに携わる大勢のスタッフに支えられて一本の作品が出来上がることになるのだと改めて認識させていただいた。坂本監督のスキルも、各スタッフのディレクションを担当した岡部Pのスキルもウルトラのために惜しげもなくつぎ込まれている。
坂本監督の次回作は、これまた高評価されている「仮面ライダーW」の劇場版。こちらもスピード感と文芸
がうまく纏まった傑作となった。
2011年に公開された新作映画アベ・ユーイチ監督「べリアル銀河帝国」おかひでき監督「ダークロブス・ゼロ」と新作が続くウルトラシリーズ。
主題歌を「星のように」担当したMISIAさんが、封入のリーフレットに寄せている言葉「星の光は何億光年先から地球に届いても、届いた時には、その星はなくなっているかもしれない。でも、光は残り、人々を魅了する。」45年前から輝き続けるウルトラの星。まさにその通り。この作品も未来のクリエイターに受け継がれる輝きを強烈に放った新たなる光に違いない。
初代ウルトラマンのスーツアクターである古谷敏氏がゲストで出演されている。
オーディオ・コメンタリーでご覧頂くと、70年代ウルトラ漫画の第一人者と日本で初のウルトラマンになった方がとても面白いサプライズとして参加されている。これも、この映画の数多のアイデアの一つ。
この作品を制作にあたり、招へいされた坂本監督、コンセプトを切り盛りされた岡部Pの大立ち回りで、今まで見たことのないウルトラマン・サーガが紡がれている。
直近のテレビシリーズ「大怪獣バトル」「ウルトラマンメビウス」の要素と新登場する「ウルトラマンゼロ」の登場編、45年に及ぶウルトラシリーズは新しいクリエイターにより次なるステップを確実に踏んだといえる。到達点ではなく、円谷プロという老舗が持つウルトラマンという金看板は時代ととともに成長する
命題を抱えているのだからこその、ひとつのアプローチとして強く賛同する。
坂本監督によれば、舞台となる「光の国」の成り立ちを、古くは金城哲夫氏のメモや第2次ウルトラ放送中に発行された書籍、掲載記事まで参考に準備したという。
これだけの物量で登場する怪獣たち初め、合成素材、良くも悪くも過去のシリーズの縛りも加味しながら、
スタントアクションと膨大なカット数。アクションスタント出身の坂本監督の持ち味は国内初監督ながら、
そのスピード感に圧倒される。
コメンタリーで短い制作期間と言われているが、それが各セクションのスタッフのアイデアの提出により補って余りある成果として結実したのは幸いというが、映画作りに携わる大勢のスタッフに支えられて一本の作品が出来上がることになるのだと改めて認識させていただいた。坂本監督のスキルも、各スタッフのディレクションを担当した岡部Pのスキルもウルトラのために惜しげもなくつぎ込まれている。
坂本監督の次回作は、これまた高評価されている「仮面ライダーW」の劇場版。こちらもスピード感と文芸
がうまく纏まった傑作となった。
2011年に公開された新作映画アベ・ユーイチ監督「べリアル銀河帝国」おかひでき監督「ダークロブス・ゼロ」と新作が続くウルトラシリーズ。
主題歌を「星のように」担当したMISIAさんが、封入のリーフレットに寄せている言葉「星の光は何億光年先から地球に届いても、届いた時には、その星はなくなっているかもしれない。でも、光は残り、人々を魅了する。」45年前から輝き続けるウルトラの星。まさにその通り。この作品も未来のクリエイターに受け継がれる輝きを強烈に放った新たなる光に違いない。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE 通常版 [DVD]
数々のウルトラ作品を見てきましたが、この作品は間違いなく最高傑作です。
ウルトラ作品の劇場版はどうしても子供向けで、それなりの年齢層が見ると物足りなさを感じてしまいます。
しかし、この作品は違います。シナリオもしっかりしていますし、映像も素晴らしい。出番こそ少ないものの懐かしい怪獣がわんさと画面いっぱいに現れます。
この怪獣はいるか?あの怪獣はいるか?とつい探してしまいました(笑)
声優の方もウルトラマンゼロ役の宮野さんは期待通り素晴らしい演技力、ベリアル役の宮迫さんもびっくりする程上手いです。
あとキング役の小泉純一郎さん。若干聞こえにくいですが、なんとも言えぬ威圧感がありハマり役だったと思います。
他のレビューでもあるように、やはり悔やまれるのはウルトラの母ですね。浮いてしまっています。唯一のマイナス要素はこれですかね。
それと、やはりダイナの登場は嬉しいですね。あの最終回からこうつながったのかと考えると、なんとも言えぬ高揚感があります。
何を書きたいのか上手くまとめられず、すみません。ただ一言言うならば、この作品を買って損はないということです。少しでも興味がある人は是非、お買い求めください。
長々とすみませんでした。
ウルトラ作品の劇場版はどうしても子供向けで、それなりの年齢層が見ると物足りなさを感じてしまいます。
しかし、この作品は違います。シナリオもしっかりしていますし、映像も素晴らしい。出番こそ少ないものの懐かしい怪獣がわんさと画面いっぱいに現れます。
この怪獣はいるか?あの怪獣はいるか?とつい探してしまいました(笑)
声優の方もウルトラマンゼロ役の宮野さんは期待通り素晴らしい演技力、ベリアル役の宮迫さんもびっくりする程上手いです。
あとキング役の小泉純一郎さん。若干聞こえにくいですが、なんとも言えぬ威圧感がありハマり役だったと思います。
他のレビューでもあるように、やはり悔やまれるのはウルトラの母ですね。浮いてしまっています。唯一のマイナス要素はこれですかね。
それと、やはりダイナの登場は嬉しいですね。あの最終回からこうつながったのかと考えると、なんとも言えぬ高揚感があります。
何を書きたいのか上手くまとめられず、すみません。ただ一言言うならば、この作品を買って損はないということです。少しでも興味がある人は是非、お買い求めください。
長々とすみませんでした。
世界でたった一人の弟 (ダイヤモンドコミックス)
こういうリアル頭身でない絵柄が好きなもので、よく確認せずに買ってしまいました…
いくつかのお話が入った短編集なのですが、可愛いようでちょっとショッキングで、でも本質的にはお馬鹿な(けなしているわけではありません)漫画で、戸惑いつつもすごく楽しく読めました。
ただ、かなり限られた層をターゲットにしてるのでどんな物でも受け入れられる器量の広いおたくの人にしか薦められないかも。(笑)
次回作があれば、ぜひまた読みたいと思います。
いくつかのお話が入った短編集なのですが、可愛いようでちょっとショッキングで、でも本質的にはお馬鹿な(けなしているわけではありません)漫画で、戸惑いつつもすごく楽しく読めました。
ただ、かなり限られた層をターゲットにしてるのでどんな物でも受け入れられる器量の広いおたくの人にしか薦められないかも。(笑)
次回作があれば、ぜひまた読みたいと思います。