綾辻行人・有栖川有栖からの挑戦状(4)安楽椅子探偵とUFOの夜 [DVD]
真犯人は意外だが、少し推理めいた要素が入りすぎた感じ。役者は楽しいひとが揃っていて、ドラマはおもしろい。特にナイロン100゜Cの松永玲子さんのクールな刑事がいい。
双頭の悪魔~犯人はお前だ~ [VHS]
有栖川有栖好きなら一度は見たいビデオ。
巷では意外と良い出来と評判でしたが、お気に入りの一品とはならなかった私。
ですが、若干の違いはあるものの、ほぼ原作通りにストーリーが進むので安心して見ていられました。
前半30分に前巻のダイジェストが入っているのでお得感あり。
また、江神役の香川照之さんは演技が上手いとは言えないまでも、実際に頭の良い彼だけに知性を感じさせられ、冷たい口調が原作の江神さんとおりでした。
暇つぶしにと言っては失礼ですが、ジャパンミステリー好きには良い作品です。テレビのサスペンスドラマよりは数段見れます。
巷では意外と良い出来と評判でしたが、お気に入りの一品とはならなかった私。
ですが、若干の違いはあるものの、ほぼ原作通りにストーリーが進むので安心して見ていられました。
前半30分に前巻のダイジェストが入っているのでお得感あり。
また、江神役の香川照之さんは演技が上手いとは言えないまでも、実際に頭の良い彼だけに知性を感じさせられ、冷たい口調が原作の江神さんとおりでした。
暇つぶしにと言っては失礼ですが、ジャパンミステリー好きには良い作品です。テレビのサスペンスドラマよりは数段見れます。
猿の左手
聞いてみての率直なところは、「甘ったるい」
やはり若い人向けなのでしょう。しかも女性ファン。
声もさることながら、ブックレットもそんな印象。ドラマとしての内容はとてもきちんとしているので、原作を知っている方は「遊び心」という点で楽しめるのではないでしょうか。
怪しい関西弁もわざとそうしているひねり技。個人的な思い込みかもしれませんが、原作ファンも聞く、を前提にするとこんなアレンジも面白いな、と感じるところで3点。5点満点にしたいけれど、それをするとおべんちゃらで感想にならないので、やはり3点止まりにしておきます。
妃は船を沈める (光文社文庫)
やはり若い人向けなのでしょう。しかも女性ファン。
声もさることながら、ブックレットもそんな印象。ドラマとしての内容はとてもきちんとしているので、原作を知っている方は「遊び心」という点で楽しめるのではないでしょうか。
怪しい関西弁もわざとそうしているひねり技。個人的な思い込みかもしれませんが、原作ファンも聞く、を前提にするとこんなアレンジも面白いな、と感じるところで3点。5点満点にしたいけれど、それをするとおべんちゃらで感想にならないので、やはり3点止まりにしておきます。
妃は船を沈める (光文社文庫)
真夜中の探偵 (講談社文庫)
『闇の喇叭』に続くシリーズ。
架空の日本が舞台。
日本は北と南に分断されている。
国家の統制は厳しく、
警察の力が圧倒的に強い。
そして、探偵の存在は、認められず、
探偵行為そのものが犯罪という世界。
前作のラストで、
友人の母を助けるために探偵行為をしてしまった少女。
その少女をかばって父は警察に捕まってしまった。
母は、すでに行方不明。
その少女が、
友人との甘い青春時代を捨て、
父と母の仕事を継ぐことを決意する。
しかし国家はあまりにも強大で、
あまりにも無慈悲。
そんな中、
父や、母の仕事仲間たちと出会い、
そこで、事件が起こる。
探偵行為ギリギリの線で事件が解決していく。
少女の一歩は、
まだまだ小さな歩みを始めたばかり。
母の存在もちらちらとうかがえる。
まだまだ続くシリーズとなりそう。
それにしても、
これまでの“新本格”とは全くタッチの違う小説。
新しい挑戦をしている作者に敬意。
架空の日本が舞台。
日本は北と南に分断されている。
国家の統制は厳しく、
警察の力が圧倒的に強い。
そして、探偵の存在は、認められず、
探偵行為そのものが犯罪という世界。
前作のラストで、
友人の母を助けるために探偵行為をしてしまった少女。
その少女をかばって父は警察に捕まってしまった。
母は、すでに行方不明。
その少女が、
友人との甘い青春時代を捨て、
父と母の仕事を継ぐことを決意する。
しかし国家はあまりにも強大で、
あまりにも無慈悲。
そんな中、
父や、母の仕事仲間たちと出会い、
そこで、事件が起こる。
探偵行為ギリギリの線で事件が解決していく。
少女の一歩は、
まだまだ小さな歩みを始めたばかり。
母の存在もちらちらとうかがえる。
まだまだ続くシリーズとなりそう。
それにしても、
これまでの“新本格”とは全くタッチの違う小説。
新しい挑戦をしている作者に敬意。