イ・ガンフン（シン・ハギュン）の凄い演技に引き込まれ一気に見終わりました。

エリート脳外科医達の野望や嫉妬、
そして屈折した師弟愛や親子愛などが複雑に絡みあい
見応えのあるドラマです。

なかでも、イ・ガンフン演じるシン・ハギュンの迫力にすっかり魅了されました。
天才外科医で自信にあふれ、傲慢で冷酷で野心にまみれ、
その上しょっちゅうキレるわで最悪の性格です。
けれども、窮地に追い込まれヨレヨレになり肩を落として落ち込む姿や
ユンジヘ（チェ・ジョンウォン)への不器用な優しさにすっかり嵌りました。

このシン・ハギュンの演技の素晴らしさを是非堪能していただきたいです。

「わざわざ映画館にかける必要があるのか」と問いたくなる作品が多い昨今、これは映画館で観といて本当に良かったと思える作品。三回観に行きました。そして三回とも号泣。
音楽も美術・美装もストーリーも、もう全部が素晴らしい!美しい!
劇中劇・大道芸の巧さも圧巻。
本当にいい映画です。

医療ドラマは様々な難病が出てきますね。治療薬の開発は患者にとってはまさに頼みの綱。
医療関係の方には頭が下がる思いです。権力闘争などしてないで患者に向き合って欲しいものだ。
キム教授が壊れて行くのは病気のせいだったんですね。「王の男」で見せた暴君のあの狂気に
似ています。チョン・ジニョンssiは本当に演技派の俳優さんです。「ラブレイン」も良かったし。

後半、ガンフンは成功も納めたし謙虚になるかと思ったが、最後まで自信満々な態度は変わらず。
自分の生き方を貫くのはガンフンらしい。ジュンソクも嫌な奴と思っていましたが、不測の患者の
死で葛藤してたのは意外でした。でも人間らしさを取り戻して良かった。

最終回、微妙にドラマの流れが変わった様に感じました。違う人が脚本を書いた様な違和感。
同じハッピーエンドでも解りにくい。ジヘの脳の写真がヒラヒラ飛んで、あれはどう言う意味？
地方には行かずに自分からガンフンに会いに行け？？　最後はもっと甘さが欲しかった。
良いドラマだったのに、ダメ出ししてすみませんね。でも夢中で観てましたよ。

現代物医療ドラマは今迄、「ポンダルヒ」「ニューハート」「総合病院」「白い巨塔」
そしてこの「ブレイン」まだ他にあったかな。沢山観てますが、全部面白かったです。
病院を描くのは、生と死を描く事だから見入ってしまいますね。
追記　「愛の選択」もありましたね。産婦人科限定ですけど。

最初は、韓流ドラマって何があって主題歌や挿入歌を誰が歌っているんだろうと思って購入しました。CD5枚とDVD1枚でこの価格なんてなんて安いんだろうって思ってしまいましたしね。日本のCDやDVDなんてこんだけ付いていたら最低1万〜2万円位ですからね。感想は、韓国のどの歌手も、歌唱力があってコーラスも上手くて日本のジャニーズグループみたいに下手で歌唱力が途切れるのはありませんから。流石だなって思いましたよ。買って損は無いので韓国歌手やドラマのタイトルが知りたい人や韓国ドラマに興味無い人でも一度手にしたらはまると思うので如何でしょうか。以上です。