ジャケットの写真を見て気に入って買ったアイドルのDVDやビデオが意外とつまらなかったりするのはよくあることだ。一つのパターンはジャケット写真が美人に撮れすぎているという場合。もう一つはディレクターがあまりにも映像をいじりすぎたり、逆にテンションが低すぎたり、BGMが安手でいかにもルーチンワーク風だったり、と制作者側の問題である。
　さて酒井美雪の美しさはフォトマジックではない。石田ひかりにちょっと似たその面差しは、タヌキ顔の愛好家の期待に十分応えるもので、繊細な味わいもある。ボディは全体にスリムなのに意外と胸があるというとてもよいパターンである。さらに意外だったのは露出度という点でとてもがんばっているということだ。通常のビキニ以外に、手だけで胸を隠す、い!!わゆる手ブラパターンあり、もやったガラス越しのシャワーシーンありで、ファーストビデオでよくここまでやったなあという感じである。そしてその撮り方もストレートにタレントの魅力を引き出そうというオーソドックスなもので、不満の多いBGMも軽快な洋楽で貧乏くさくはない。ただ酒井美雪の声は幼い感じであまりしゃべらない方がいいような気がしたが・・・
　かなり前の作品だが、今彼女はどうしているのだろう？埋もれさせておくのは惜しい！

著者は既にラストシーンを決めていて、ハッピーエンドを約束していると言う事ですが（ハッピーエンド好きとしては安心して読めます！！）次巻がいよいよ最終回！！ああ、早く結末を知りたい、終わってしまうのは寂しいという両方の気持ちです。ただ、連載物で人気が出たからと矢鱈と引き延ばすのも良くないですから（他の小説家のシリーズで文筆が落ちているのに惰性で読んでいる物があります）１０冊と言う分量は読み手に取っては丁度良いかもしれません。今回は源斎先生と澪の距離が遂に接近した様に感じましたので、多分このまま結ばれるのでは、、いや、必ず結ばれて欲しいです！！医者の源斎先生と、食べ物で健康を願う澪が一緒になれば怖いものなし、周りの皆にも幸せを与えてくれますよね。前巻は悲しい事が多かったのですが、今回はお寮さんが幸せになりましたし、澪の人生にも光が見えてきましたので、次回の話では青空の下、澪や野江に有り余る幸せが訪れる事を期待しています。

横山美雪の写真集を買いました。気に入りましたので、新しい写真集が発売したときは、買い求めたいと思いました。