死国 [DVD]
この手の映画というのはよく、この世とあの世(黄泉)に分かれ、
だいたいは、あの世という概念あるいは人(霊)に対しては、
拒絶とか対立という方向で物語が進み、終わると思います。
しかしこの死国は、主人公があの世を肯定的に選択し、霊と共に黄泉に帰ります。
これが、視聴後の「切なさ」の要因の一つだと感じました。
この世の人間が、「あなたは死んだのよ…」に対し、
あの世の人間が、「死んだら、気持ちまで死なんといかんが?(←四国の方言です)」
このやり取りに、映画の醍醐味が含まれてると思います。
この映画は、怖がらせるとか、不気味さを演出するような部類のホラーじゃないですね。
現世と黄泉とにラインを引くような映画じゃなくて、
未来への希望や好きだった人への強い気持ち、
そういう想いを遺して心半ばに死ぬってどういう事か、
想いが強く遺ったままもう生きられない悔しさってどういう事か。
これになにか「切なさ」のようなものを感じる人は、
この映画を見て損はしないんじゃないかなと思います。
ただし、あくまで土台が恋愛であり、
その恋愛面に関しては決して深い共感まではしにくい出来、
そして、伝記的なあるいは儀式的な、そういう描写が前半は長くてクドクドしい面、
これらをちょっと感じたのも事実だし、実際に賛否両論があり、
酷評もそれなりに多い映画という事だけは加えて、ここにレビューさせて頂きます。
だいたいは、あの世という概念あるいは人(霊)に対しては、
拒絶とか対立という方向で物語が進み、終わると思います。
しかしこの死国は、主人公があの世を肯定的に選択し、霊と共に黄泉に帰ります。
これが、視聴後の「切なさ」の要因の一つだと感じました。
この世の人間が、「あなたは死んだのよ…」に対し、
あの世の人間が、「死んだら、気持ちまで死なんといかんが?(←四国の方言です)」
このやり取りに、映画の醍醐味が含まれてると思います。
この映画は、怖がらせるとか、不気味さを演出するような部類のホラーじゃないですね。
現世と黄泉とにラインを引くような映画じゃなくて、
未来への希望や好きだった人への強い気持ち、
そういう想いを遺して心半ばに死ぬってどういう事か、
想いが強く遺ったままもう生きられない悔しさってどういう事か。
これになにか「切なさ」のようなものを感じる人は、
この映画を見て損はしないんじゃないかなと思います。
ただし、あくまで土台が恋愛であり、
その恋愛面に関しては決して深い共感まではしにくい出来、
そして、伝記的なあるいは儀式的な、そういう描写が前半は長くてクドクドしい面、
これらをちょっと感じたのも事実だし、実際に賛否両論があり、
酷評もそれなりに多い映画という事だけは加えて、ここにレビューさせて頂きます。
狗神 廉価(期間限定) [DVD]
冒頭で高知の山里の映像と共に流れる挿入歌が美しく悲しい。これを聴くと主人公2人の出会いからラスト、すべてが頭の中に流れてくる。
内容に関しては、原作を知らない者にとってこの映画は難しすぎるし、肝心の「狗神」とは何だったのか。狗の神様でも出てくるんかなと思っていたらただの近親相姦だったような。でも、何度も観てしまうのが不思議。
そして天海祐希さんはこの映画でMISTYに次ぐ大胆な濡れ場を披露したわけですが、一番エロスを感じたのは以外にも濡れ場ではなく、真っ白な脚を太ももまでさらけ出し水中をじゃぶじゃぶと足踏みするシーンでした。天海さん、もの凄い美脚です。
内容に関しては、原作を知らない者にとってこの映画は難しすぎるし、肝心の「狗神」とは何だったのか。狗の神様でも出てくるんかなと思っていたらただの近親相姦だったような。でも、何度も観てしまうのが不思議。
そして天海祐希さんはこの映画でMISTYに次ぐ大胆な濡れ場を披露したわけですが、一番エロスを感じたのは以外にも濡れ場ではなく、真っ白な脚を太ももまでさらけ出し水中をじゃぶじゃぶと足踏みするシーンでした。天海さん、もの凄い美脚です。