今回は文庫本とCDの両方を購入しましたが、前回作品の愛病のCDと同じ松竹梅さんのシナリオだったので、今回もストーリーがしっかりしているだろうと考え、ドキドキ感を味わうために、文庫本は読まず先にCDの試聴から始めました。結果、正解だったと思います。最後に真実がわかるまで、ハラハラしながらストーリーを楽しむことができました。

黒髪のレオンは、冷酷に見えて実はすごく優しい人です。金髪のルチアーノは優しそうに見えて、最初からちょっとこの人怪しいキャラを隠し持ってるとわかるのですが、最後は想像をはるかに上回る強烈なキャラでした。声優さん方は役柄にピッタリで、特に紫原遥
さんの狂気の演技は鳥肌ものです。天晴れ。

18禁シーンは３回中２回はフェードアウトします。なので、正直、あれ？ここで終わり？と思ってしまうエンドもありました。でも、最初から複数のエンドまでを全て聴くことで、ストーリー全体が繋がり、そういうことだったのかと思わせる演出はやはり見事です。とても楽しめました。今後も松竹梅さんの作品には期待大です♪

ゲームからでなくCDからでも入り込める。笑いもあるし、勃つ!