UTAU LIVE IN TOKYO 2010 A PROJECT OF TAEKO ONUKI & RYUICHI SAKAMOTO [DVD]
向かうところ敵なし(笑)と言ったライブDVDです。改めて見てみるとこんなにたくさんMCしていたんだ!と発見がありました。突然の贈り物は、収録されていませんが四季がはいってるので買いました。
【映画パンフ】めがね 小林聡美 もたいまさこ 市川実日子
めがねの映画が大好きで ついつい というか とうとう与論島まで行きました
そこで出会ったカフェにめがねのパンフが置いてあり 手元にほしくて購入
かなり お気に入りのパンフレットです
そこで出会ったカフェにめがねのパンフが置いてあり 手元にほしくて購入
かなり お気に入りのパンフレットです
私の暮らしかた
本書は、去年活動40周年を迎えた音楽家・大貫妙子さんが、季刊誌「考える人」に寄稿した8年分の原稿をまとめたもの。
音楽はそれを産み出す人とは切り離して楽しみたい私にとって、音楽家の日常や思想に関心を抱くことは稀だが、大貫さんはその例
外。音という媒体を通してでしか彼女を知り得なかった私にとって、音楽を離れた時間彼女がどのように生活し、どのようなことを考え
ているか強い関心を抱いていた。「私の暮らしかた」という題は、そんな私の心を見事に掴む。
彼女が寄稿した8年は、彼女を取り巻く内外の環境が大きく変化した歳月でもあったようだ。家を葉山に購入し18年目、両親が住む実
家へ生活の拠点を戻す章を経て、音楽業界の不況と配信形態の変化、3.11を経て体験した価値観の転覆、愛猫・両親との別離…
読者は彼女が辿り来た8年間を追体験するが、それは私を含め、きっと多くの人の共感を呼ぶと思う。
彼女の日常はさして私達と違わない。近所のスーパーで買い物、掃除、食事、庭の手入れをしつつ自然や小動物と戯れる静かな日々
。でもそれらの所作ひとつに、音楽へ向かう姿勢にも通ずる彼女の強いポリシーが窺える。壊れたエアコンは直さず湯たんぽで暖をと
る冬、環境に配慮し一年一つの洗濯石鹸で通す皿洗い、手間を惜しまず毎朝炊く玄米。決してこの暮らし方が全てとは思わないけれ
ども、慎ましやかともとれる彼女の生活に妙に惹きつけられるのは何故だろうか。私自身が無駄な物と情報に囲まれ過ぎ、余計な思索
に疲れている故かもしれない。
音楽への想いも綴られる。コンサートへ臨む緊張感、作品再発への複雑な想い、作品を制作し外へ出すことへの責任…それらの記述
からは、個人的に最も気になっていた近年の作品制作ペースダウンの理由も見えてくる。
忘れ難いのが、立て続けに御両親を亡くされた時期に書かれた一連の章。私の母と大貫さんの齢が近いこともあり、知らず彼女の姿を
、祖父を亡くした時の母と重ねていた。いつか私も親を看取る日が来るだろう、その際ここに綴られた彼女の御両親への深い愛情に溢
れることばの数々を思い出し、今度は私自身をそのことばに重ね合わせるのかもしれない。
少なくとも日常生活下では彼女は私達と同じものを見て体験し、時代の匂いと抑圧を感じつつも、前を向く。その厳しくもすくっとした生
き方は、徐々に老いへ向かう私に指針と力を与えてくれる。不安定な音楽業界で40年生き抜いた彼女だからこそ、終盤の「今の暮らしは
自分で選んできたものであると納得して生きる」という言葉がずしり、重みをもって響く。
大貫さん、改めて憧れの人である。
音楽はそれを産み出す人とは切り離して楽しみたい私にとって、音楽家の日常や思想に関心を抱くことは稀だが、大貫さんはその例
外。音という媒体を通してでしか彼女を知り得なかった私にとって、音楽を離れた時間彼女がどのように生活し、どのようなことを考え
ているか強い関心を抱いていた。「私の暮らしかた」という題は、そんな私の心を見事に掴む。
彼女が寄稿した8年は、彼女を取り巻く内外の環境が大きく変化した歳月でもあったようだ。家を葉山に購入し18年目、両親が住む実
家へ生活の拠点を戻す章を経て、音楽業界の不況と配信形態の変化、3.11を経て体験した価値観の転覆、愛猫・両親との別離…
読者は彼女が辿り来た8年間を追体験するが、それは私を含め、きっと多くの人の共感を呼ぶと思う。
彼女の日常はさして私達と違わない。近所のスーパーで買い物、掃除、食事、庭の手入れをしつつ自然や小動物と戯れる静かな日々
。でもそれらの所作ひとつに、音楽へ向かう姿勢にも通ずる彼女の強いポリシーが窺える。壊れたエアコンは直さず湯たんぽで暖をと
る冬、環境に配慮し一年一つの洗濯石鹸で通す皿洗い、手間を惜しまず毎朝炊く玄米。決してこの暮らし方が全てとは思わないけれ
ども、慎ましやかともとれる彼女の生活に妙に惹きつけられるのは何故だろうか。私自身が無駄な物と情報に囲まれ過ぎ、余計な思索
に疲れている故かもしれない。
音楽への想いも綴られる。コンサートへ臨む緊張感、作品再発への複雑な想い、作品を制作し外へ出すことへの責任…それらの記述
からは、個人的に最も気になっていた近年の作品制作ペースダウンの理由も見えてくる。
忘れ難いのが、立て続けに御両親を亡くされた時期に書かれた一連の章。私の母と大貫さんの齢が近いこともあり、知らず彼女の姿を
、祖父を亡くした時の母と重ねていた。いつか私も親を看取る日が来るだろう、その際ここに綴られた彼女の御両親への深い愛情に溢
れることばの数々を思い出し、今度は私自身をそのことばに重ね合わせるのかもしれない。
少なくとも日常生活下では彼女は私達と同じものを見て体験し、時代の匂いと抑圧を感じつつも、前を向く。その厳しくもすくっとした生
き方は、徐々に老いへ向かう私に指針と力を与えてくれる。不安定な音楽業界で40年生き抜いた彼女だからこそ、終盤の「今の暮らしは
自分で選んできたものであると納得して生きる」という言葉がずしり、重みをもって響く。
大貫さん、改めて憧れの人である。
カイエ [DVD]
「カイエ」のLPは聴いていたが当時ビデオがあったことすら知らず、どうしてインストゥルメ
ンタルの曲が多いのか?と不思議に思っていた。今回やっとその映像に触れることが出来て、
あのLPはサウンドトラックであり映像作品の一部に過ぎなかったのだ、と20数年ぶりに納得が
行った。
パリの空気感が伝わる関谷監督のカメラワークと、妙子氏の音楽のコラボレーションは本当に
素晴らしい。ボーカルは効果的に使われるが、「黒のクレール」「輪舞」などでは美しいピア
ノと管弦楽をフィーチャーしたインスト曲がBGMとして映像に叙情感を与えている。
「夏に恋する女たち」のフィルムでは、古びたアパルトマンの上にかかる月や黄昏時に明かり
をともす街灯といった味わい深い「光」をモチーフに取り入れている。
インストゥルメンタルで一番気に入ったのは「ラ・ストラーダ」。大らかな旋律に乗って伝統
美の中に活気あふれるパリの都市風景が映し出されていく。運河にかかる可動橋、公園のベン
チなどの点景が心を和ませる。セーヌ川だろうか、大きな川の畔にたたずむ妙子氏の後姿で曲
は終わる。
「幻惑」ではブルーのモノトーンが印象的だ。疾走する車の車窓に映る夜明け前の空をひたす
ら撮り続けているのだが、曲と映像のマッチングという点ではこのトラックがベストかもしれ
ない。
写真もそうだが、観る者の想像力を刺激するモノクロ(的)作品はカラー作品より印象的だと
再認識させられた。
83年に私の母校の学園祭で歌ってくれた妙子氏はまだ初々しいイメージだったが、当時すでに
「ヨーロッパ3部作」を世に出していた。さらに翌年このようなスケールの大きな作品を手がけ
ていたとは、その稀有な才能にあらためて驚くほかはない。
なお「カイエ」サントラ盤以外のアルバムから収められているのは「幻惑」(SIGNIFIE)「夏
色の服」(Cliche)の2曲である。
心の垢を落としたい時や元気を取り戻したい時など、就寝前のDVDプレーヤーにセットするのに
最適な1枚だと思う。
ンタルの曲が多いのか?と不思議に思っていた。今回やっとその映像に触れることが出来て、
あのLPはサウンドトラックであり映像作品の一部に過ぎなかったのだ、と20数年ぶりに納得が
行った。
パリの空気感が伝わる関谷監督のカメラワークと、妙子氏の音楽のコラボレーションは本当に
素晴らしい。ボーカルは効果的に使われるが、「黒のクレール」「輪舞」などでは美しいピア
ノと管弦楽をフィーチャーしたインスト曲がBGMとして映像に叙情感を与えている。
「夏に恋する女たち」のフィルムでは、古びたアパルトマンの上にかかる月や黄昏時に明かり
をともす街灯といった味わい深い「光」をモチーフに取り入れている。
インストゥルメンタルで一番気に入ったのは「ラ・ストラーダ」。大らかな旋律に乗って伝統
美の中に活気あふれるパリの都市風景が映し出されていく。運河にかかる可動橋、公園のベン
チなどの点景が心を和ませる。セーヌ川だろうか、大きな川の畔にたたずむ妙子氏の後姿で曲
は終わる。
「幻惑」ではブルーのモノトーンが印象的だ。疾走する車の車窓に映る夜明け前の空をひたす
ら撮り続けているのだが、曲と映像のマッチングという点ではこのトラックがベストかもしれ
ない。
写真もそうだが、観る者の想像力を刺激するモノクロ(的)作品はカラー作品より印象的だと
再認識させられた。
83年に私の母校の学園祭で歌ってくれた妙子氏はまだ初々しいイメージだったが、当時すでに
「ヨーロッパ3部作」を世に出していた。さらに翌年このようなスケールの大きな作品を手がけ
ていたとは、その稀有な才能にあらためて驚くほかはない。
なお「カイエ」サントラ盤以外のアルバムから収められているのは「幻惑」(SIGNIFIE)「夏
色の服」(Cliche)の2曲である。
心の垢を落としたい時や元気を取り戻したい時など、就寝前のDVDプレーヤーにセットするのに
最適な1枚だと思う。
大貫妙子トリビュートアルバム - Tribute to Taeko Onuki- (2枚組ALBUM)
恥ずかしながら、私は大貫妙子さんの曲をあまり詳しくないです。お名前は有名でしたからよく知っていましたが。
…でもトリビュートで好きなアーティストさんが多いでしたから思わず購入しました。同じ楽曲でもアレンジによって、違うように聴こえたり素敵なCDですね。これをきっかけに大貫妙子さんのCD他にも聴いてみたいですね。
自分的にはディスク1気に入りました。失礼しました。^ ^
…でもトリビュートで好きなアーティストさんが多いでしたから思わず購入しました。同じ楽曲でもアレンジによって、違うように聴こえたり素敵なCDですね。これをきっかけに大貫妙子さんのCD他にも聴いてみたいですね。
自分的にはディスク1気に入りました。失礼しました。^ ^