しあわせのかたち~水晶の滑鼠
しあわせのかたち のおまえ こいつ べるの が、テーブルトークRPG「ふしあわせのかたち 水晶の滑鼠(マウス)リプレイ」を一応演ずるはずが、後キレる と言う体裁で、展開する。「ちょりそのぶ」は古本さんと山寺さんの声でしゃべる。これだけに使われた音楽のサントラが入っていて豪華。
封入された紙には、「収録の際のテーブルに おもちゃがたくさん用意されていて困った」とある。
一応RPGについて、劇中で「ゲームマスターと呼ばれる語り手の誘導で展開する物語形式のゲーム」と説明はされる。でも始めからしまいまで「プレロールドなりプレイを、読んでたらアドリブになっちまったい」と言う感じ。「和製マンチキン」よりはこっちに行った方がましだけど なんか違和感。
桜だまきち というGMが、メタ構造で なんというかうーん。アレはお面だ と言う訳で「おめんね」だそうだがうーん。
でなんか、落ちがマルタの鷹。うーん。
あとはもう「うーん」の嵐 うんちに行く古本さんで「うーん」パーポ警部で「うーん」『波止場通りを左に曲がりゃ』『みなっとまぁち じゅうさんばんちぃ』で「うーん」舌先三寸で飛ぶタクシーで「うーん」中華弁当の上で「うーん」
まあちゃんと「だいたいあってる」仕様のミッションインポッシブルでなくてスパイ大作戦の曲は血管浮走ったけど。
封入された紙には、「収録の際のテーブルに おもちゃがたくさん用意されていて困った」とある。
一応RPGについて、劇中で「ゲームマスターと呼ばれる語り手の誘導で展開する物語形式のゲーム」と説明はされる。でも始めからしまいまで「プレロールドなりプレイを、読んでたらアドリブになっちまったい」と言う感じ。「和製マンチキン」よりはこっちに行った方がましだけど なんか違和感。
桜だまきち というGMが、メタ構造で なんというかうーん。アレはお面だ と言う訳で「おめんね」だそうだがうーん。
でなんか、落ちがマルタの鷹。うーん。
あとはもう「うーん」の嵐 うんちに行く古本さんで「うーん」パーポ警部で「うーん」『波止場通りを左に曲がりゃ』『みなっとまぁち じゅうさんばんちぃ』で「うーん」舌先三寸で飛ぶタクシーで「うーん」中華弁当の上で「うーん」
まあちゃんと「だいたいあってる」仕様のミッションインポッシブルでなくてスパイ大作戦の曲は血管浮走ったけど。
漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス)
以前は編集部と共に企画した自らをネタにした祝祭的なルポ〜日記漫画を発表していた桜氏。
持病からスランプに陥り、2007年以降仕事を減らしていましたが、2012年頃からポツポツとエンターブレインのコミック・ビーム誌に短編掲載を再開しました。
その漫画が陰々滅滅たる物で有ったらどうしようと思っておりましたが…。
本作には以前の常連だったビーム編集部の面々(○村編集長やヒロポン)、脳内彼女等は出て来ません。
市井の生活をしている我々以上に狭い行動範囲、自宅が有りながら籠った漫画喫茶とその周辺の公園や飲食店のみのを描いています。
それにも関わらず、日常から僅かな面白さを組み出して枯れた感覚ながらも充分に面白く読める作品になっており、大いに安心、楽しめました。
絵も幽玄漫玉日記後期の様に荒れて居らず、桜氏自身の悩みにふれる描写も少なく、有っても過度に重くならない様になっています。
内向的な中年男性の含羞の視線で切り取られたささやかな日常のユーモアが味わい深く描かれています。
収録作
1.3・11金曜日 2012年4月号
2.ゴジラさん 2012年7月号
3.忘れる草 2012年9月号
4.銀河追想 2012年11月号
5.深夜便 2013年1月号
6.路上にて 2013年7月号
7.春場所 2013年7月号
8.グレー・スケール 2013年9月号
9.街の店 2013年10月号
10.まなざし 2013年10月号
11.蕃茄(あかなすび) 2013年11月号
ビーム誌上で定期的に掲載された漫画家による震災スケッチの1
桜氏による1954年オリジナル・ゴジラ考2
本単行本内では一番エロく恥ずかしい4
だれもが深夜の店で出会ったら同じ様な事を脳内再生するであろうちょっと怖い5
出て来る犬の描写が最高の10
等が読み応え有りました。
巻末には作者によるあとがき(なぜわざわざ満喫で描いたか,e.t.c.)と初出一覧、そして嬉しい新刊発売予定が掲載されています。
持病からスランプに陥り、2007年以降仕事を減らしていましたが、2012年頃からポツポツとエンターブレインのコミック・ビーム誌に短編掲載を再開しました。
その漫画が陰々滅滅たる物で有ったらどうしようと思っておりましたが…。
本作には以前の常連だったビーム編集部の面々(○村編集長やヒロポン)、脳内彼女等は出て来ません。
市井の生活をしている我々以上に狭い行動範囲、自宅が有りながら籠った漫画喫茶とその周辺の公園や飲食店のみのを描いています。
それにも関わらず、日常から僅かな面白さを組み出して枯れた感覚ながらも充分に面白く読める作品になっており、大いに安心、楽しめました。
絵も幽玄漫玉日記後期の様に荒れて居らず、桜氏自身の悩みにふれる描写も少なく、有っても過度に重くならない様になっています。
内向的な中年男性の含羞の視線で切り取られたささやかな日常のユーモアが味わい深く描かれています。
収録作
1.3・11金曜日 2012年4月号
2.ゴジラさん 2012年7月号
3.忘れる草 2012年9月号
4.銀河追想 2012年11月号
5.深夜便 2013年1月号
6.路上にて 2013年7月号
7.春場所 2013年7月号
8.グレー・スケール 2013年9月号
9.街の店 2013年10月号
10.まなざし 2013年10月号
11.蕃茄(あかなすび) 2013年11月号
ビーム誌上で定期的に掲載された漫画家による震災スケッチの1
桜氏による1954年オリジナル・ゴジラ考2
本単行本内では一番エロく恥ずかしい4
だれもが深夜の店で出会ったら同じ様な事を脳内再生するであろうちょっと怖い5
出て来る犬の描写が最高の10
等が読み応え有りました。
巻末には作者によるあとがき(なぜわざわざ満喫で描いたか,e.t.c.)と初出一覧、そして嬉しい新刊発売予定が掲載されています。
漫喫漫玉日記 四コマ便 (ビームコミックス)
4コマ漫画にしか今、作家性なんて言葉は残っていないのかもしれない。
マーケティングで書く4コマ漫画なんてのはないからなあ。
結局自分がおもしろいものを描くしかない。
僕は本書で2回声を。あげて、笑った。
おもしろい。
マーケティングで書く4コマ漫画なんてのはないからなあ。
結局自分がおもしろいものを描くしかない。
僕は本書で2回声を。あげて、笑った。
おもしろい。
ゲームのム
田中パンチ著、桜玉吉の絵と聞いて
期待して読んだのですが、さすがに20年も前の
ゲーム業界の本ですから今となっては参考程度に
読むべきものでしょう。
玉吉さん担当の分量としては、しあわせの作風で
前3ページに後3ページの計6ページ分
田中パンチの伊豆de膨れっ面ネタも拝めます。
そして30枚分の捨てカット。
味わい深いカットばかりですが、なかでも
オスマントルコ伝説が見所でしょう。
玉吉さんが下書きもせずに5時間で描いてしまった
カット集と思えば、違った楽しみ方ができるかも。
期待して読んだのですが、さすがに20年も前の
ゲーム業界の本ですから今となっては参考程度に
読むべきものでしょう。
玉吉さん担当の分量としては、しあわせの作風で
前3ページに後3ページの計6ページ分
田中パンチの伊豆de膨れっ面ネタも拝めます。
そして30枚分の捨てカット。
味わい深いカットばかりですが、なかでも
オスマントルコ伝説が見所でしょう。
玉吉さんが下書きもせずに5時間で描いてしまった
カット集と思えば、違った楽しみ方ができるかも。
漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス)
待っていました玉吉さん。生きてた。よかった。と思わせる希有な漫画家さんだと思います。
しあわせのかたちから、各慢玉日記と毎度楽しく読んでいましたが長期に渡って漫画から
距離を置いていたようなので心配でした。(4コマなどは描いてたみたいですが)
こういう作者の現状確認が一番の人っていうのも、自身の日記漫画を長く描かれてるせいでしょうか。
内容は最近の自身の生活環境から仕事環境通しての日記漫画となってます。
絵は色々とんがってた御緩系ではなく幽玄慢玉日記の頃に近い読みやすいものとなってます。
一応オビでの説明でビーム誌上で読み切りで載せたものの短編集です。
御緩の頃よりさらに深刻度が増している現状にファンの一人としては心配ながらも興味津々で読ませてもらいました。
一時期は税金対策に500万の車買ったりしてた玉吉さんがいまこんな生活している。というのも
世知辛く色々考えさせられます。
週刊文春にも漫画を描いてるようなので、次はそれもコミックスにして欲しいと思います。
桜玉吉ファンならぜひ購入して欲しいと思います。
自分は勝手に「この一冊買う事によって玉吉さんに少しでもお金が渡れば」とか思っちゃう最近です。
頑張れ玉吉!
しあわせのかたちから、各慢玉日記と毎度楽しく読んでいましたが長期に渡って漫画から
距離を置いていたようなので心配でした。(4コマなどは描いてたみたいですが)
こういう作者の現状確認が一番の人っていうのも、自身の日記漫画を長く描かれてるせいでしょうか。
内容は最近の自身の生活環境から仕事環境通しての日記漫画となってます。
絵は色々とんがってた御緩系ではなく幽玄慢玉日記の頃に近い読みやすいものとなってます。
一応オビでの説明でビーム誌上で読み切りで載せたものの短編集です。
御緩の頃よりさらに深刻度が増している現状にファンの一人としては心配ながらも興味津々で読ませてもらいました。
一時期は税金対策に500万の車買ったりしてた玉吉さんがいまこんな生活している。というのも
世知辛く色々考えさせられます。
週刊文春にも漫画を描いてるようなので、次はそれもコミックスにして欲しいと思います。
桜玉吉ファンならぜひ購入して欲しいと思います。
自分は勝手に「この一冊買う事によって玉吉さんに少しでもお金が渡れば」とか思っちゃう最近です。
頑張れ玉吉!